１．ファリャ（1876-1946）／オペラ「はかなき人生」より スペイン舞曲第１番
２．３．アルベニス（1860-1909）／スペイン組曲 Op.47 より グラナダ，アストゥリアス
４～６．グラナドス（1867-1916）／スペイン舞曲集 Op.37 より メヌエット，オリエンタル，アンダルサ
７～９．モンポウ（1893-1987）／内なる印象 から 悲しい鳥，秘め事，ジプシー
10．エドゥアルド・チャバリ（1871-1970）／マルセル・グランジャニー（1891-1975）編曲／モーロの古城
11．アロンソ・ムダラ（1506-1580）／ルドヴィコの手法によるハープを模したファンタジア
12．ポンセ（1882-1948）／ギターのための４つの前奏曲
13．タレガ（1852-1909）／アルハンブラの思い出
14．アルベニス／性格的小品集 Op.92 より 赤い塔
15．ロドリーゴ（1901-1999）／ハープのための即興曲
16．トゥリーナ（1882-1949）／ジプシー舞曲集第１巻 Op.55 より サクロモンテ
17．ヘスス・グリーディ（1886-1963）／古いソルチコ
ヴィクトリア・ドレイク（ハープ）
録音：1996年2月、カリフォルニア州マリンカントリー、ルーカス・ディジタル・サーヴィス、
スカイウォー
WELL-TEMPERED PRODUCTION【アメリカ輸入盤】
ヴィクトリア・ドレイクのハープ・ソロによるスペイン近現代の名曲集。いずれも質の高いハープ編曲であり、原曲のギターやピアノに負けない魅力があります。ハープの繊細な響きはしっとりとした情緒をさらに増幅し、モンポウやタレーガ、ポンセなどは詩的でいじらしいほど可憐に感じられます。またファリャやアルベニス、グラナドスなどでは、時に華麗にかつ情熱的に迫り、お馴染みのロマンチックな旋律がさらにいっそう素敵に聞こえます。ドレイクの演奏も表現の彫りが深いので、ムード音楽のように流れることなく、メリハリもしっかりついています。音質もハープの音色をリアルに再現する優秀録音です。こういうアルバムを休日の朝のBGMとして使えば、ヒーリングとしてもピッタリで、気分も爽快になることでしょう。スペイン音楽ファンやハープ・ファンに強くオススメできるオシャレなアルバムです。
