ヨハンナ・キンケル(1810-1857)：
プロヴァンスの歌 Op.21 No.4、別離 Op.8 No.5、マンドリン Op.19 No.1、ライン川の船旅 Op.16 No.5、子守歌 Op.21 No.2、現在 Op.16 No.4、ローマの夜 Op.15 No.1、夜の旅 Op.16 No.2、それはひそかに生まれた Op.18 No.1、「アッサシネン」から Op.19 No.2、月に Op.6 No.4、Du nah'st! Op.15 No.3、嘆き Op.16 No.6、子守歌 Op.15 No.3、アレグレット Op.15 No.6、別れ Op.19 No.5
フェリツィタス・ベルクマン（メゾソプラノ）、ヴェロニク・ペリセーロ（ピアノ） 録音：1999年
VOICE OF LYRICS【フランス輸入盤】
ヨハンナ・キンケル（1810-1857）は、ドイツのボンに生まれ、作曲家・ピアニスト・合唱指揮者・音楽教師・詩人・ジャーナリスト・小説家・歴史家として多彩な才能を発揮しました。彼女の歌曲は自身の詩によるもので、音楽的にはシューベルトとシューマンの影響を受けています。こんな素晴らしい女性作曲家が埋もれているのはどう考えてもおかしいと思えるロマンチックで美しい曲ばかり。メゾ・ソプラノのベルクマンの歌唱も温かみがあってとてもいい。本当の意味での女性らしい良さが活かされた優しい母性を感じさせるアルバムで、安らぐこと間違いなし。
