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「カール5世の時代のスペインのビウエラ音楽」

ルイス・ミラン:曲集「エル・マエストロ」バレンシア1536年出版より(7曲)/
ルイス・デ・ナルバエス:バリャドリード1538年出版の6巻からなる曲集より(4曲)/
アロンソ・ムダーラ:セビリア1546年出版の3巻からなる曲集より(4曲)/
ディエゴ・オルティス:「変奏論」ローマ1553年出版より(4曲)/
ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ:「鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集」/
アルカラ・デ・エレーナス1557年出版より(4曲)/
ルイス・ミラン:曲集「エル・マエストロ」バレンシア1536年出版より(6曲)


今村泰典(ビウエラ)

使用楽器:2012年ホセ・ミゲル・モレノ制作

録音:2013年4月

「カール5世の時代のスペインのビウエラ音楽」

価格:

1,950円 (税込)

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QUERSTAND【ドイツ輸入盤】

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ビウエラとはルネサンス時代にイベリア半島およびスペイン語圏で広く用いられたギター属の撥弦楽器で、敢えて言うならリュートとギターの中間といった音色と機能を持っている。楽器の起源は中世まで遡り、弓で奏するものと指で奏するものの2種が存在し、弓で奏するものが後のヴィオラになったと伝えられる。このCDに収められているのは指で奏するタイプ、つまり今日言われる「ビウエラ」である。スペイン語圏では特に16世紀にこの楽器のための曲がさかんに作られ隆盛を極めたが17世紀に入ってスペインの国力が衰えるとともにギターに取って代わられ姿を消した。現在残っている当時のビウエラは数えるほどわずかしかなく、このディスクで使われているのはは2012年に作られたもの。リュートに似つつもどこか物憂げで深い響きを持ついまや世界的に珍しいビウエラで一枚のアルバムを作るのは日本が誇る世界的なギター・リュート奏者の今村泰典。ドイツ・グラモフォン(アルヒーフ)、ハルモニア・ムンディ、ソニー、ヴァージン・クラシックスの古楽部門の常連であるスペシャリストが満を持してのビウエラ・ソロ・アルバムの登場。これを聴いて遠い大航海時代に思いをはせるのも一興。
薄型デジパック・ケースです。ビウエラ研究家・小川伊作氏による日本語解説つき。

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