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ブルックナー/交響曲第2番(1872年稿キャラガン校訂版)【SACD】

ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

録音:2012年3月8-11日、ゲヴァントハウス・ライヴ

ブルックナー/交響曲第2番(1872年稿キャラガン校訂版)【SACD】

価格:

2,600円 (税込)

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QUERSTAND【ドイツ輸入盤】

巨匠ブロムシュテットとゲヴァントハウス管のライヴによるブルックナー・シリーズ完結となる第9弾。ブルックナーの交響曲第2番は、ブロムシュテットにとっての初録音でもあり、貴重な録音といえるでしょう。交響曲第2番は、この作曲家の他の作品とは明らかに異なるスタイルで書かれており、あまりに休止を多用しているため「休止交響曲」と呼称されているほど。そして、前半の2つの楽章が長大で、後半の2つの楽章が短いという特徴を持っています。ブロムシュテットはいつものようにきびきびとした快速テンポを採用しており、休止を矯めて強い効果や演出を狙うことはしません。だから人によっては生真面目に過ぎると思われるかもしれませんが、これは前半が長いこと、後半が短いことを承知したブロムシュテットが、全体のバランスを考えて行っている知的な理由に起因するのです。それゆえに前半は充実しているけど、後半尻つぼまりだなあという印象が全くないばかりか、フィナーレの豪快さが第1番のフィナーレを想起させるユニークな解釈となっています。
また、この演奏では1872年初稿のキャラガン校訂版を用いているのも大きなポイントです。これはノヴァークが校訂・出版を計画していたものですが、ノヴァークが亡くなってしまったためキャラガンに引き継がれ、2005年に出版されました。この初稿版の最大の特徴は第2楽章がスケルツォ、第3楽章がアダージョとなっている点です。正式出版される以前から、アイヒホルンとティントナーがすでに録音を行い、最近ではシモーネ・ヤング、マルクス・ボッシュ、ゲルト・シャラーがこの版を取り上げ、次々に録音される機会が増えています。中でもブロムシュテットのこのアルバムはオケの優秀さと録音の素晴らしさが抜群です。
QUERSTANDが最近力を入れているSACD(ハイブリッド仕様)による瑞々しい高音質もセールスポイントです。デジパック・ケースです。

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