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「ヒストリカル・トロンボーンVol.1」~ルネッサンス・トロンボーン

バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(3曲)/ディエゴ・オルティス(6曲)/ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(1曲)/フランチェスコ・ロニョーニ=テッジョ(2曲)/ジョヴァンニ・バッサーノ(1曲)/クラウディオ・モンテヴェルディ(1曲)/の作品、エルコーレ・ニシーニ:「アヴェ・マリス・ステラ」による即興

エルコーレ・ニシーニ(バロック・トロンボーン)
インストゥルメンタ・ムジカ【ウタ・シュミット(ブロック・フレーテ)、ズィタ・ミキヤンスカ(オルガン、ヴァージナル)、モニカ・フィシャレク(ドルシアン)、ノラ・ティエレ(打楽器)】

録音:2010年10月、ドレスデン

「ヒストリカル・トロンボーンVol.1」~ルネッサンス・トロンボーン

価格:

1,950円 (税込)

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QUERSTAND【ドイツ輸入盤】

トロンボーンは非常に古い歴史を持つ楽器であり、15世紀頃にスライド・トランペットの一種から発生したと考えられています。古くはサックバットと呼ばれていましたが、基本的な構造は昔の姿をそのまま留めています。トロンボーンの音域は成人男性の声域に近く、スライドによって音程をスムーズに調整できる事から得られるハーモニーの美しさなどから「神の楽器」といわれ、ルネサンス期やバロック期は主に教会音楽に重用されました。古くからミサにおける聖歌の合唱等の伴奏楽器に使われ、神聖な性格を帯びた楽器といえるでしょう。
この「ヒストリカル・トロンボーン」シリーズは、そうしたトロンボーンをメインにした音楽を歴史を辿りつつ楽しもうという興味深い企画で、このあと「バロック編」「古典編」「ロマン派編」のリリースが予定されています。第1弾となるこの「ルネッサンス・トロンボーン」は、まさにトロンボーンの創生期の音楽を集めたもので、現在はオーケストラやジャズの世界で活躍しているトロンボーンの源流の世界を感じ取ることができます。いずれの作品もバロック・トロンボーンの典雅な音色にオルガンやリコーダーなどが加わり、ルネサンス期の素朴で宗教的な音楽を作り上げています。演奏しているエルコーレ・ニシーニは、イタリアのミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団のトロンボーン奏者で、ルネサンス・トロンボーンやバロック・トロンボーンのスペシャリストとしても知られています。自ら古楽アンサンブル「インストゥルメンタ・ムジカ」を結成し、ドレスデンを活動拠点として古楽におけるトロンボーンの研究・演奏活動をしています(http://www.ercolenisini.de/)。薄型デジパック・ケースです。

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