1.ボッケリーニ/チェロ・ソナタ イ長調 G4a
2.マルティヌー/チェロ・ソナタ第2番 H.286
3.ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
4.カバレフスキー/チェロ協奏曲第1番 ト短調 Op.49
(ボーナス)
5.ショパン/チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 より第3楽章
ザラ・ネルソヴァ(チェロ)、グラント・ヨハネサン(ピアノ)
アレクサンダー・ブロット(指揮)/カナダ放送管弦楽団
収録:1955-1962年、モノクロ&カラー、モノラル、4:3、70分
VAI【アメリカ輸入盤】
ザラ・ネルソヴァ(1918-2002)は、ロシア移民を両親にカナダのウィニペグ州に生まれた女流チェロ奏者。わずか12歳でデビューして天才少女ぶりを発揮し、トロント交響楽団の首席チェリストを務めていましたが、その後エマヌエル・フォイアマン、グレゴール・ピアティゴルスキー、パブロ・カザルスといった錚々たる面々に学び、ソロ奏者として開花しました。その演奏の特徴は、まさに「男まさり」という古い表現がぴったりのスケールの大きさと豊かな包容性を湛えたもので、デュ・プレの登場以前の女流チェロ界の第一人者と呼ぶに相応しい存在です。
アメリカ輸入盤ですが、リージョン・フリーなので国内のプレイヤーでも見ることができます。