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ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」、スラヴ舞曲第1~4番

ハインリヒ・ホルライザー(指揮)/バンベルク交響楽団(交響曲第9番)
ゲオルク・ジンガー(指揮)/ウィーン交響楽団(スラヴ舞曲)   録音:不詳(ステレオ)

ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」、スラヴ舞曲第1~4番

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1,800円 (税込)

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TUXEDO【スイス輸入盤】

知る人ぞ知る巨匠、ハインリヒ・ホルライザー(1913-2006)の貴重な演奏です。ホルライザーはドイツのミュンヘンに生まれ、カール・エルメンドルフに師事し、ドイツの様々な歌劇場で活躍しました。特に戦後の1952年から61年までウィーン国立歌劇場の第一指揮者として、またその後はベルリン・ドイツ歌劇場の指揮者として、ドイツ国内では高い評価を受けていた実力者でした。この時代の録音がこのTUXEDOレーベルから数点リリースされており、他にもブルックナーの交響曲などはいまなお名演として高い評価を受けています。その後は主なポストから退き、ドイツ国内とウィーンでときおり客演をするほどで、日本ではあまり知られないまま現役を終えてしまった感があります。もっとも1980年にはベームとともにウィーン国立歌劇場を率いて来日しましたから、御存知の方もいると思います。
しかし、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」(EMI)やJ・シュトラウス/喜歌劇「ジプシー男爵」(EMI)など今でも最高の名演と評価をされていることも事実。この「新世界」も、両端楽章は意表を突く熱演ぶりで、ホルライザーのガッチリ逞しい演奏は、いかにもドイツの巨匠らしいといえるでしょう。バンベルク交響楽団は決して上手いオーケストラとは言えませんが、素朴で無骨な響きは何となく古風で、ドイツの地方オケらしい味があります。第2楽章のイングリッシュホルンをはじめ、管楽器の鄙びたソロはローカル色豊かで、ある意味ドヴォルザークの世界にとても相応しいノスタルジックなムードを醸し出しています。
カップリングの「スラヴ舞曲第1~4番」も素朴な味わいが何とも心地よく、スラヴ的な息吹を感じさせるジンガーの指揮も冴えています。ドイツの田舎料理を味わうように時たま取り出して聴きたくなるアルバムです。

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