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ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル/ファゴット協奏曲&シンフォニア集【SACD】

ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):
1-3. ファゴット協奏曲 イ短調
(ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
4-6. シンフォニア ニ長調(2つのフルート、2つのオーボエ、2つのホルン、弦楽と通奏低音のための)
7-9. ファゴット協奏曲 変ロ長調(ファゴット、弦楽と通奏低音のための)
10-12. シンフォニア ト長調(2つのホルン、弦楽と通奏低音のための)
13-15. ファゴット協奏曲 変ホ長調(ファゴット、2つのオーボエ、2つのホルン、弦楽と通奏低音のための)
16-19. シンフォニア 変ロ長調(2つのファゴット、弦楽と通奏低音のための)

セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット)
ドミニク・キーファー(指揮)/カプリッチョ(バーゼル・バロック・オーケストラ)

録音:2010年

ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル/ファゴット協奏曲&シンフォニア集【SACD】

価格:

2,343円 (税込)

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ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789)はドイツの作曲家で、J・S・バッハの弟子に師事して音楽を学んだとされています。アイゼナックの宮廷楽団のコンサート・マスターを皮切りに、様々な宮廷楽団の楽員としてキャリアを積み、同時に多くの協奏曲やシンフォニアを作曲しました。中でもトランペット協奏曲とファゴット協奏曲は、比較的演奏機会が多いようです。J・S・バッハの流れを汲む作曲家とはいえ、ヘルテルの音楽は後期バロックから古典派への過渡期のようなスタイルで、ファゴット協奏曲は合奏協奏曲というよりもファゴット独奏が前面に活躍する立派なコンチェルトであり、すべて緩-急-緩の3楽章の形式をとっており、もはや古典派とも考えられます。実際ここで聴くことができる協奏曲とシンフォニアは、イタリア音楽の影響を強く受けたカンタービレあふれる音楽です。加えてカプリチオ・バーゼル・バロック・オーケストラの演奏も、ピリオド・スタイルを踏まえた溌剌とした表現で思い切りよく演奏しており、スピーカーから音が弾け飛ぶような新鮮な勢いがあります。
何より凄いのはアッツォリーニのファゴット・ソロ。セルジオ・アッツォリーニは1967年生まれの凄腕ファゴット奏者で、現在はバーゼル音楽院で教鞭をとっています。彼が用いている古楽器は18世紀始めの楽器に基づいて復元されたもので、独特の音色を持っています。さらに驚くべき技巧と音楽的センスを十二分に発揮したアッツォリーニの演奏は、大胆とも言えるほど表現力たっぷりでやたらと雄弁。近年アッツォリーニのアルバムが次々とリリースされ、いずれも高い評価を受けているのも肯けます。
カプリチオ・バーゼル・バロック・オーケストラは、1999年にスイスのバーゼルで結成されたピリオド・アンサンブルで、バロックから古典、初期ロマン派をレパートリーとしており、モンテヴェルディの歌劇からベートーヴェンの交響曲まで演奏しています。SACDハイブリッド仕様なので通常のプレイヤーでも聴くことができます。薄型デジパック・ケースです。

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