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マーラー/交響曲第7番「夜の歌」【SACD】

ジョナサン・ノット(指揮)/バンベルク交響楽団

録音:2011年7月11-15日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール

マーラー/交響曲第7番「夜の歌」【SACD】

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2,343円 (税込)

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TUDOR【スイス輸入盤】

ジョナサン・ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者。2000年1月にバンベルク交響楽団の音楽監督に就任するまでは、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる「カペルマイスター」的なキャリアを着実に歩んできました。バンベルク交響楽団に新たな全盛期をもたらしているジョナサン・ノットは、これまでTUDORレーベルに独墺系の音楽を中心に録音しており、マーラーやラフ、シューベルトの交響曲集はすでに高い評価を受けています。一方でジョナサン・ノットは、現代音楽も得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢は幅広い聴衆から支持されています。
マーラーの交響曲の中で最も解釈が難しいとされる第7番。「夜の歌」と呼ばれることもあるこの作品は、夢とうつつの境目を往き来するかような夢幻的な雰囲気と美しい旋律で溢れています。全体の構成がラプソディックであるため、全体のポイントをどこに置くかによって演奏の方向性が指揮者によって著しく異なる問題作でもありますが、クールで知的なノットは音楽にのめり込み過ぎず、きっちりアンサンブルを揃えてスコアの音を全部クリアに聴かせます。ゆったりしたテンポながら細かい部分で揺らぎを交えつつ、1つ1つのパッセージをしっかり歌わせています。管楽器ソロの出番も多く、艶やかで流麗なバンベルク響の管楽セクションの妙技も聴き逃せません。ハリウッドの映画音楽かと見紛うほど効果絶大かつ豪華絢爛な両端楽章とシェーンベルクらに霊感を与え表現主義音楽の確立に決定的な影響を与えた中間楽章の「夜の音楽」の鮮烈なコントラスト。豪快な大管弦楽のサウンドと繊細な室内楽の要素を併せ持つ複雑な総譜をこれほどの解像度でリアリゼーション出来る指揮者は今日ノットをおいて他にいません。
SACDハイブリッド仕様なので通常のプレイヤーでも聴くことができます。なお、SACDレイヤーには2ch音声と5ch音声の2種類が収録され、オリジナル・マルチチャンネル・レコーディングされた高音質録音をそのままのクオリティで味わうことが可能です。

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