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アメリカのサクソフォン協奏曲集~ジーグルト・ラッシャー賛

1-3. カール・アントン・ワース(1912-1986)/アイドルウッド協奏曲(1954)
4-5. カレル・フサ(1921-)/エレジーとロンドー(1960)
6. ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978)/ロマンス(1954)
7-8. カール・アントン・ワース/イェフタ(祈りと踊り)(1958)
9. ウォーレン・ベンソン(1924-2005)/風神の歌(1953-55)
10-12. ジョン・C・ウォーリー(1919-1999)/クレアモント協奏曲(1962)

ローレンス・グウォズ(アルト・サクソフォン)、カーク・トレヴァー(指揮)/ボフスラフ・マルティヌー・フィル、ステフェン・ハス(ソプラノ・サクソフォン)   発売:1999年

アメリカのサクソフォン協奏曲集~ジーグルト・ラッシャー賛

価格:

2,138円 (税込)

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ALBANY【アメリカ輸入盤】

ジーグルト・ラッシャー(1907-2000)は、ドイツに生まれ、マルセル・ミュールと同時代に活躍したサクソフォン奏者。サクソフォーン界の演奏・教育の両面に絶大な影響力を及ぼした偉大な音楽家でした。1930年代にはグラズノフやイベールにサクソフォンのための協奏曲を委嘱するなど、サクソフォンのための作品を多くの作曲家から献呈され、現在もそれらは重要なレパートリーとなっています。ラッシャーは1939年にアメリカへ移住し活動したため、アメリカの作曲家たちもラッシャーのために様々な作品を献呈しており、このアルバムはそられの比較的珍しい作品を集めています。
チェコ出身のカレル・フサ(1921-)は、吹奏楽作品で有名ですが、オーケストラや室内楽作品もたくさん作曲しています。フサの「エレジーとロンドー」は胸を深く抉るような痛切で厳しい音楽です。それとは反対に黒人作曲家・指揮者として活躍したウィリアム・グラント・スティル(1895-1978)の「ロマンス」は、夕暮れが似合う甘く切ないメロディーが大変印象的。カール・アントン・ワース(1912-1986)の「イェフタ」はユダヤ風のエスニックな音階やリズムが出てくる独特の音楽で、「踊り」ではピアノやソプラノ・サクソフォンが独奏サクソフォンと絡み合って活躍します。カール・アントン・ワースの「アイドルウッド協奏曲」やジョン・C・ウォーリー(1919-1999)の「クレアモント協奏曲」は3楽章制のスタンダードなスタイルの協奏曲ですが、明快でロマンチックな音楽はいかにもアメリカ音楽らしく、初めて聴かれる方にも心地よく楽しめるでしょう。

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