アルベニス(1860-1909):
1-3. 「イベリア」より エボカシオン,エル・プエルト,アルメリア(ハビエル・リバ編曲)
4. 「スペイン」より カタルニャ奇想曲
5-8. スペイン組曲 より
キューバ(ハビエル・リバ編曲)
グラナダ/パヴァーヌ(カプリッチョ)(フランシスコ・タレガ編曲)
スペインのセレナード(カディス)(フランシスコ・タレガ&ミゲル・リョベト編曲)
9-10. 「スペイン」より 前奏曲/タンゴ(ハビエル・リバ編曲)
ハビエル・リバ(ギター)
録音:2008年3月13-15日、コルドバ(スペイン)、コルプス・クリスティ旧修道院
使用楽器:2005年、ジョン・レイ製(モデル:1982年、アントニオ・デ・トレス製)
TRITO【スペイン輸入盤】
アルベニスの没後100年と生誕50年(2010年)を記念して制作されたアルバム。アルベニスは、スペインの近代を代表する作曲家。天才ピアニストでもあり、スペイン民族音楽の影響を受けたピアノ音楽を作り上げました。特に「イベリア」組曲や「スペイン」組曲は、スペイン情緒たっぷりの美しいメロディーと舞曲のリズムが秀逸な傑作です。大変人気の高い作品なので、ピアノ演奏だけでなく管弦楽化されたり、他のアンサンブルによる演奏もしばしば行われています。特にスペイン出身の優秀なギター奏者たちにとって、アルベニスは重要なレパートリーとなっており、切なく郷愁をかき立てるギターの音色はピアノとはまた違った魅力があります。
演奏しているハビエル・リバは、ホセ・ロドリゲス、マヌエル・アベリャに師事、コルドバのラファエル・オロスコ高等音楽院ギター科主任を務めるスペインの若手ギタリスト・作曲家。ピリオド楽器の演奏にも積極的に取り組んでいます。演奏・録音ともに優秀で、スペインのロマンチックなムード抜群のアルバムです。オススメ。薄型デジパック・ケースです。