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「ヴォヤージュ(旅)」~ファゴットのための現代音楽

1. 細川俊夫/ヴォヤージュ II(ファゴットとアンサンブルのための協奏曲)(*)
2. ルチアーノ・ベリオ/セクエンツァ XII(ファゴット独奏のための)
3. フィリップ・シェラー/カンターテ・イシス(ファゴットと混声合唱のための)
(+)

パスカル・ガロワ(ファゴット)
ダニエル・カウカ(指揮)/ラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ロイク・ピエール(指揮)/ミクロコスモス合唱団(+)    録音:2001-2005年

「ヴォヤージュ(旅)」~ファゴットのための現代音楽

価格:

2,016円 (税込)

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STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】

細川俊夫、ベリオ、シェラー(シュレールとも)といった3人の現代作曲家たちによるファゴット作品集で、全作品ともガロワのために書かれた作品です。細川俊夫の「ヴォヤージュ II」は管弦楽伴奏を伴うとはいえ、あくまでもファゴット・ソロを引き立てる小さな編成で、終始強い緊張感を保っています。暗いながらもデリケートな色彩感を持った美しい音楽です。ベリオの「セクエンツァ」シリーズの第12番は、ファゴット独奏のためのに書かれ、実験的な超絶技巧(グリッサンドが凄い!)が駆使されています。執拗なまでに繰り返される数々のグリッサンドが、残響により音がさらに重なりあって、頭がグラグラするようなユニークな響きを生み出しています。フィリップ・シェラーの「カンターテ・イシス」は、アカペラ合唱のゆったりとした妖しくも美しい響きにファゴット・ソロの延々と続くロングトーンが溶け込み、何だかフワフワした独自の不思議な世界を作り出しています。異次元空間に連れて行かれそうなトリップ感が味わえるかなり面白い作品です。
演奏しているパスカル・ガロワはアンテル・コンタンポランのメンバーを20年にわたって務めているファゴット奏者で、現代作品の委嘱・初演に数多くかかわっているベテランです。すでにSTRADIVARIUSレーベルでは、ファゴットのための現代作品を集めたガロワの第1作のアルバムがリリースされ、好評を博しました。

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