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シューベルト/交響曲第8番「未完成」、第9番「ザ・グレイト」

オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン   録音:1978年

シューベルト/交響曲第8番「未完成」、第9番「ザ・グレイト」

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2,138円 (税込)

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WEITBLICK【ドイツ輸入盤】

オトマール・スウィトナー(1922年生)は、オーストリア出身の名指揮者で、ザルツブルグでクレメンス・クラウスに師事、ピアニストとしてデビューしましたが、クラウスの薦めで合唱指揮者となり、やがて60年になると旧東ドイツのドレスデン国立歌劇場の音楽総監督、64年からはベルリン国立歌劇場の音楽最高指導者として迎えられました。オペラからシンフォニーまで幅広いレパートリーを持ち、正統的なドイツ音楽の指揮者として高名です。N響には1971年に初登場し、73年には早くも「名誉指揮者」の称号が贈られ、何度となく来日して、あまたの名演を残しました。しかし、91年、ベルリンの国立歌劇場の指揮者の職を「健康上」の理由から辞して以来、全く指揮台には立っておらず、事実上の引退の生活のようです。
スウィトナーはドイツ・ロマン派も得意としていましたが、シューベルトも絶品。「未完成」のしみじみとした叙情はまさにスイトナーの美意識の象徴です。そして「ザ・グレート」は、一見普通に始めながらも弦が豊かに歌うごとにだんだんと熱くなっていき、スケルツォ以降は羞恥心をかなぐり捨てたとんでもない盛り上がりを見せます。スウィトナーは中庸の美と尊ぶタイプではありますが、時々なんだか分からない情熱的な演奏をするから油断がなりません。エンディングはスイトナーが汗を拭き拭き、ガニマタで熱演する懐かしい姿が目に浮かぶようです。

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