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モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲、ピアノ協奏曲第21番、交響曲第35番「ハフナー」

アンドレ・ヴァンデルノート/ベルギー・フランス語放送交響楽団
アブデル・ラーマン・エル・パシャ(ピアノ)   録音:1991年、1987年(ピアノ協奏曲第21番)

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲、ピアノ協奏曲第21番、交響曲第35番「ハフナー」

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2,016円 (税込)

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アンドレ・ヴァンデルノート(1927-1994)は、ベルギーのブリュッセル生まれの指揮者で、1951年のブサンゾン指揮者コンクールに優勝し、以後華々しい活躍を続け、当時は新世代の指揮者のホープとして大きな期待を集めました。EMIを中心にたくさんの録音があり、とりわけモーツァルトの演奏では今でもベストの声が高い名演奏を残しています。また、協奏曲の伴奏指揮者として多くのソリストから信頼を集めていたために、やたら協奏曲の録音が多いのも特徴です。しかし、60年代後半から、自らメジャー指揮者の道を断って、ベルギーを中心にコンサート活動に専念したため、録音が絶えてしまい、その消息も定かでない状態になってしまいました。しかし、94年に彼の訃報を聞いて、「ああ、まだ活動していたのだな」と驚いていたら、99年にこのCDが突然このヴァイトヴリックという新興レーベルからリリースされて、ますますビックリ!ヴァンデルノートは元々フルート吹きらしく、彼のサウンドはやたら木管楽器(特にフルート)を強調する傾向があって、かなり個性的なものです。それが特にツボにはまっていたのがモーツァルトでしたが、その他にもいろいろ聴きたいと思っても、CDは全くといっていいほどリリースされてこなかったので、知りようがありませんでした。
そのヴァンデルノートのモーツァルトはさすが!というべき貫禄ある演奏。冒頭の「フィガロ」からもう木管中心の独特のサウンドで、実に優雅な雰囲気が漂い、ユニークという言葉では片付けられない素晴らしい演奏です。伴奏が得意なヴァンデルノートは、ここでは最近注目のエル・バシャと共演しており、名盤の誉れ高いハイドシェックとの共演を超えるような名演奏を繰り広げています。むしろエル・パシャは20年も前からこんな演奏をしていたのかと驚いてしまいます。「ハフナー」は爽やかな演奏で、こんな演奏を聴きたかったと相づちを打ってしまう美しさ。やはりヴァンデルノートの才能が最も輝くのはモーツァルトなんだなあと実感します。オススメ。

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