カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

「モダン・フェイバリット」~フランス現代の弦楽オーケストラ作品集

1-3. ジャン・ダニエル=ルシュール(1908-)/セレナード
4. アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)/時の矢
5. ジャック・シャルパンティエ(1933-)/創世記のための序曲
6-7. ジャック・カステレード(1926-)/前奏曲とフーガ
8-10. マリオ・ヴィットリア(1911-1986)/ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための「ミューズ」協奏曲


ポール・クエンツ(指揮)/ポール・クエンツ管弦楽団
モニク・フラスカ=コロンビール(ヴァイオリン)   発売:1996年(ステレオ録音)

「モダン・フェイバリット」~フランス現代の弦楽オーケストラ作品集

価格:

1,987円 (税込)

[ポイント還元 19ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

PIERRE VERANY【フランス輸入盤】

ポール・クエンツは、第2次世界大戦が終わった1940年代からずっと活躍し続けているフランスの指揮者です。ヴィヴァルディやテレマン、ヘンデルなどのバロック音楽や中世・ルネサンス音楽を積極的に取り上げ、フランスにおけるバロック音楽ブームの先駆けともいえる存在です。またクエンツは、伴奏が巧みなことでも知られ、あまたのソリストとレコーディングを行っています。LP時代からたくさんのアルバムをリリースしており、オールド・ファンには懐かしい指揮者の一人でしょう。クエンツのオーケストラは、今となっては技術的に優れているとはいえないかも知れませんが、フランス・ローカル色が強く、その音色は実に鄙びていて、古きよき時代を思わせるような素朴さや温かさが感じられます。
このアルバムは、そのポール・クエンツにしてはちょっと異色にも思えるフランスの現代音楽集。弦楽オーケストラのための作品を集めたもので、有名なジョリヴェはさておき、高名なわりになかなか聴くことができないダニエル=ルシュールやカステレードの作品まで収めており、なかなか貴重な録音です。いずれもメシアンと関係の深い作曲家たちばかりなので、モダンで斬新な音楽ではあるものの、現代音楽の実験的な技法に終始しているわけではなく、意外なほど聴きやすく格好いい音楽ぞろい。幅広いレパートリーに柔軟に対応するクエンツの棒も冴えており、聴き応えのあるアルバムです。

ページトップへ