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ショスタコーヴィチ/交響曲第11番「1905年」【SACD】

ミハイル・プレトニョフ(指揮)/ロシア・ナショナル管弦楽団   録音:2005年2月

ショスタコーヴィチ/交響曲第11番「1905年」【SACD】

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PENTATONE【オランダ輸入盤】

PENTATONEレーベルのショスタコーヴィチの交響曲全集チクルスは、オーケストラは全てロシア・ナショナル管弦楽団ですが、リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行されています。そのシリーズのリリース第1弾となった「交響曲第11番」は、ロシア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフの指揮によるライヴ録音です。交響曲第11番は、1905年に起きた悲劇的な「血の日曜日事件」を題材とした標題音楽的要素を持つ交響曲であり、各楽章には「王宮広場」、「1月9日」、「永遠の追憶」、「警鐘」という副題が付けられ、革命時に歌われていた旋律等が引用されています。
ピアニストとして名高いプレトニョフといはいえ、指揮については薄味で面白みがなかったり、最近ではかなりアクの強い個性的な解釈をみせたりと、必ずしも高い評価を得ているわけではありませんが、このショスタコーヴィチはなかなか凄い。ライヴ録音ということもあってか、理知的でスマートな演奏スタイルながら、十分に情熱的で迫力があります。推進力のある速めのテンポも引き締まった緊張感を生み出すのに一役買っており、シャッキリとしたリズムを刻むスネア・ドラムが実に素晴らしい活躍ぶりを示しています。残虐なシーンを大音量で過度に誇張することはなく、むしろ不安感や憂鬱なムードを緻密に表現することに心を砕いているようで、知性の光る完成度の高い演奏です。間違いなくプレトニョフとロシア・ナショナル管の最高のパフォーマンスの1つといえるでしょう。SACDらしく録音も秀逸で、やや大きめの音量でしっかり鳴らして聴いて欲しいところです。SACDハイブリッド仕様なので、通常のプレイヤーでもお聴きいただけます。

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