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「ザ・ヴォルフ・ギャング」~モーツァルト/ファゴット協奏曲、ファゴット四重奏曲、ヴァイオリン協奏曲第3番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1-3. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K191/186e

  (カデンツァ:マッツ・クリングフォシュ/管楽器パート編曲:ユーナス・ドミニク)
4-6. ファゴット四重奏曲 変ロ長調
   (原曲:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370/M・レヘトマン(1926-)編曲)
7-9. ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
   (カデンツァ:マリア・リンダール/管楽器パート編曲:ユーナス・ドミニク)

マッツ・クリングフォシュ(ファゴット)、マリア・リンダル(ヴァイオリン)
リバロック〔ピリオド・アンサンブル〕

録音:2012年5月1-2日、スウェーデン放送第3スタジオ、ストックホルム

「ザ・ヴォルフ・ギャング」~モーツァルト/ファゴット協奏曲、ファゴット四重奏曲、ヴァイオリン協奏曲第3番

価格:

2,241円 (税込)

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PROPRIUS【スウェーデン輸入盤】

名盤「カンターテ・ドミノ」をはじめ超優秀録音で知られるPROPRIUSレーベルの最新盤。「リバロック(Rebaroque)」は、1998年に創設されたピリオド楽器演奏団体ストックホルム・バロック・オーケストラの下部組織に当たり、団体名の通りバロック音楽を現代的にアレンジして再生するという野心的かつユニークな演奏活動をしています。すでにテレマンやJ・S・バッハのアルバムをリリースし、その斬新な演奏で話題になっています。
この「THE WOLF GANG」というアルバムは、モーツァルトの「ヴォルフガング」という名をパロディ化しているように、全ての曲においていろんな面白い仕掛けをしています。古典派のモーツァルトをピリオド楽器を用いてかなりバロック風に演奏しており、敢えて管楽器パートを編曲して聞き慣れない面白い響きを作り出しています。有名な「ファゴット協奏曲」も、ソリストのクリングフォシュはくそ真面目な演奏をあざ笑うかのようにユーモラスに演奏しており、その生き生きとした表情は愉快この上ありません。もちろん自作のカデンツァも聞きものです。「オーボエ四重奏」から編曲した「ファゴット四重奏曲」は、ヘ長調からファゴットにとってより演奏しやすい変ロ長調に転調されいるためか、全く別の曲のような趣になっています。クリングフォシュ自身も解説の中で、「全てのオーボエ奏者に申し訳ないが、この作品はファゴットの方がいいんじゃない?」と記している通り、ファゴットのための新たなれーパートリーを手に入れた喜びに溢れている面白い演奏です。クリングフォシュは、スウェーデンのファゴット奏者で、ストックホルム・バロック・オーケストラのメンバーとして活躍するほか、バロック・ファゴットの名手として様々なピリオド・アンサンブルと共演し、多くのレコーディングに参加しています。
最後の「ヴァイオリン協奏曲第3番」も、これまでの演奏にはない様々な仕掛けを施したユニークな演奏です。特に最後のカデンツァには「トルコ行進曲」を大胆に取り込んで驚かせます。演奏しているマリア・リンダルは、ストックホルム王立音楽大学を卒業後に、ロンドンでバロック・ヴァイオリンを学んだスウェーデンの女性ヴァイオリニスト。コンチェルト・ケルンやドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団などとも共演しており、現在リバロックのコンサート・マスターと芸術監督を務めています。斬新で面白いモーツァルトのアルバムとして、強くオススメです。薄型デジパック・ケースです。

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