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レスピーギ/組曲「ロッシニアーナ」、ユモレスク、伝説、6つの小品

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
1.ユモレスク(ヴァイオリンと管弦楽のための;1903)(*) 【世界初録音】
2.伝説(ヴァイオリンと管弦楽のための;1903)(*)
3~8.6つの小品(1926;アドリアーノ編曲) 【世界初録音】
9~12.組曲「ロッシニアーナ」(1925)


マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン(*))、ロベルト・ディエム・ティガーニ/サッサリ交響楽団

録音:2003年12月9-13日、2004年12月14日
   イタリア、サルデーニャ州サッサリ、ヴェルディ劇場

レスピーギ/組曲「ロッシニアーナ」、ユモレスク、伝説、6つの小品

価格:

2,190円 (税込)

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INEDITA【イタリア輸入盤】

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)といえば、「ローマ三部作」で有名なイタリアの作曲家。最近は「ローマ三部作」以外の管弦楽曲や室内楽曲、歌曲も演奏・録音の機会が増えつつあり、新たな魅力があることをアピールするディスクが続々とリリースされています。このアルバムもレスピーギのまさに秘曲中の秘曲を紹介しているという点で、ファンには注目の内容です。ヴァイオリンと管弦楽のための「ユモレスク」と「伝説」はいずれも未出版で、指揮者ロベルト・ディエム・ティガーニが作曲者の自筆稿ら楽譜を起こして録音に臨みました。「ユモレスク」は愛嬌のある軽妙な音楽で、「伝説」は神秘的な旋律が美しく、埋もれさせておくには惜しい作品です。また、子供のために書かれたピアノ四手連弾用の作品「6つの小品」をオーケストレーションしたのは、レスピーギ研究家で指揮者でもあるアドリアーノ。子供のための音楽だけあって、簡単な書式で書かれた可愛らしい旋律が持ち味なので、オーケストレーションも極めてシンプルです。
比較的知られている「ロッシニアーナ」は、タイトル通りロッシーニの最晩年の作品「老いの過ち」に基づいて作られた編曲もの。魅力的な旋律とカラフルなオーケストレーションが魅力的で、とりわけ鐘の音が賑やかで楽しい4曲目の「純潔のタランテラ」が聞きものです。演奏は良くも悪くもイタリア風で、オーケストラはお世辞にも上手いとは言えませんが、明るく軽いトーンやとぼけた表現はヘタウマの味があります。特に「ロッシニアーナ」は、一流オーケストラのスケール豊かでキッチリした演奏では感じられない、自由な気風ととぼけた表情があって意外に楽しめます。

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