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モーツァルト/レクイエム(リヒテンタール編弦楽四重奏版)

ストリングフィッツ   録音:2006年1月
   フェロニカ・ゴットフリート、ゾフィー・ガンシュ(Vn)
   イネス・ミクリン(Va)、マリアンネ・ブルックナー(Vc)】

モーツァルト/レクイエム(リヒテンタール編弦楽四重奏版)

価格:

2,400円 (税込)

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ORF(オーストリア放送協会) 【オーストリア輸入盤】

弦楽四重奏による「モーツァルト/レクイエム」は、ミラノの医者でアマチュアの音楽家でもあったペーター・リヒテンタール(1780-1853)による編曲です。彼はモーツァルトの熱烈な支持者でもあり、モーツァルトの伝記を書いたり、モーツァルトの作品の編曲なども手掛けていました。この弦楽四重奏版の「レクイエム」は確かに珍品ではありますが、リヒテンタールが情熱を込めて編曲したものであり、彼自身の創意工夫が盛り込まれています。「レクイエム」の弦楽四重奏版は、クイケン盤をはじめとしてすでにいくつかのアルバムがリリースされていますが、このストリングフィッツによる演奏は、古楽器的な奏法を充分に活かした活気に溢れるものです。クイケン盤が器楽的解釈による穏やかで静的な雰囲気であったのとは対照的ともいえる快活でエネルギッシュな演奏です。「怒りの日」や「呪われた者どもを」などフォルテの力強く切れのよい大胆な表現がビシバシ決まり、ダイナミクスや色彩感のコントラストが極めて強くドキドキさせられます。むろん原曲の敬虔なムードこそありませんが、むしろリヒテンタールの弦楽四重奏曲としての創意・工夫の妙を追求した演奏といえるでしょう。「レクイエム」に強く関心を持っておられる方は一度は耳にしてみてもいい演奏かも知れません。
「ストリング・フィッツ」は、2001年結成の全員が若い女性ばかりの弦楽四重奏団。ウィーンを中心に活躍し、弦楽四重奏による新しいレパートリーに開拓にも力を入れています。特にこのリヒテンタール編弦楽四重奏版のレクイエムはヨーロッパの音楽雑誌でも高い評価を集めています。

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