1~3.ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV443
4~6.フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV107
7~9.フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲 ト長調 RV101
10~14.フルート協奏曲 ト短調 op. 10-2 RV439「夜」
15~17.フルート、オーボエ、ファゴットのための協奏曲 ト短調 RV103
18~20.フルート協奏曲ニ長調 op. 10-3 RV428「ごしきひわ」
ミヒャエル・オマン(指揮、Bfl)、オマン・コンソート 録音:2005年
ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】
ヴィヴァルディは1703年からヴェネツィアの女子孤児院に勤務し、その生徒たちから成る合唱団と管弦楽団を教えて演奏会を行いました。そのために多くの器楽曲が作曲され、その優れた演奏の評判は外国にまで伝わりました。また、作品10は出版された最初のフルート曲と思われます。演奏しているオマン・コンソートは、オーストリアのバロック・フルート奏者のミヒャエル・オマンによって2001年に創設され、16-18世紀のリコーダ曲を中心に活動をしています。そのミヒャエル・オマンたちの演奏はとにかく明確で歯切れが良く、アルバムのタイトル通り「赤毛の司祭」とよばれたヴァヴァルディの情熱を明朗・快活に表現し切っています。ヴィヴァルディのフルート協奏曲はちょっと退屈というイメージを持った方にぜひ一度お聴きいただきたい刺激的な演奏です。SACDハイブリッド仕様で、音質も極上です。もちろん通常のプレイヤーでも聴くことができます。