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「ヴァイス、J・S・バッハ/リュート作品集」

1-7. シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750)/組曲 ト長調
8-11. J・S・バッハ(1685-1750)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1001
12. ヴァイス/幻想曲ハ長調
13-15. J・S・バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ハ短調 BWV997
16. ヴァイス/ロジー伯爵の1721年の死を悼むトンボー


エバンゲリーナ・マスカルディ(リュート)   録音:2001年11月

「ヴァイス、J・S・バッハ/リュート作品集」

価格:

2,400円 (税込)

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ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】

シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1686-1750)は、J・S・バッハの1歳下の天才リュート奏者。J・S・バッハとも親交が深く、バッハはヴァイスの作品を知ってリュート曲を作曲したと言われています。ヴァイスはドレスデンの宮廷付きリュート奏者として、最高年棒を受けていたほど絶大な人気があり、リュートの腕前はもちろん作曲の面でも優れた才能を示し、600曲ものリュート作品を残しているといわれています。ただ、ヴァイスはリュートの作品のみしか書かなかったことと、そのリュートという楽器自体がやがて人気を失っていったため、これまであまり顧みられる機会が少なかった作曲家です。しかし、昨今の古楽器ブームでリュートへの関心も高まり、ヴァイスの演奏機会も次第に増えてきました。
演奏しているマスカルディは1977年アルゼンチンのブエノス・アイレスで生まれ、スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスにリュートを学び、多くの合奏団で通奏低音を担当しています。バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1001」と「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ハ短調 BWV997」は、マスカルディ自身によるリュート用への編曲で、ヴァイスもバッハも陰影に富んだ繊細な演奏を聴かせます。ここまで丁寧な演奏だと数あるギター・アレンジよりずっと美しく、リュートの素晴らしさに改めて感心させられます。ヴァイス・ファンにはもちろん、バッハ好きにもリュートの良さをたっぷり味わっていただけることでしょう。

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