1. ビットナー(17世紀)／前奏曲
2. デュビュ(1620-1675)／無題の作品
3-4. デュフレスノ(17世紀)／アルマンド，クーラント
5-6. ガロ(?-1690)／サラバンド，ガヴォット
7. デュフォ(?-1670)／ジーグ
8-11. 作者不詳(17世紀)／パルティータ
12-17. 作者不詳(18世紀)／パルティータ 変ロ長調
18-22. ヒンターレイトナー(1659-1710)／パルティータ ニ長調
23-27. ヒンターレイトナー／パルティータ イ短調
28-29. ロジー(1650-1721)／サラバンド，チャコンナ
フーベルト・ホフマン（リュート） 録音：2004年(1-7)、1998年(8-11,18-28)、2006年(12-17,29)
ＯＲＦ（オーストリア放送協会）【オーストリア輸入盤】
17世紀の作曲家の作品を中心としたリュート作品集。ルネサンス初期からバロック期にかけて、リュートはフランスを中心にヨーロッパのほとんど全ての国で愛用され、「楽器の王（女王）」とさえ呼ばれるほど人気がありました。このアルバムではフランスのジャック・ガロ（？－1690）、フランソワ・デュフォ（？－1670）、オーストリアのフェルディナント・イグナツ・ヒンターライトナー（1659－1710）、ボヘミア出身のジャック・ビットナー（17世紀）やヤン・アントン・ロジー（1650－1721）などの幅広い作品を収録しています。
演奏しているフーベルト・ホフマンは、世界の第一線で活躍しているベテランリュート奏者。散逸した楽譜の収集や楽曲の復元に力を注いでおり、音楽史研究の点においても非常に有意義な活動をしています。ここでもホフマンは３種の楽器を弾き分け、それぞれの楽曲の特徴を的確に表現しています。リュート・ファン注目のアルバム。デジパック・ケースです。
