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木管五重奏曲集~シェーンベルク、フランセ

1-4. シェーンベルク/木管五重奏曲 Op.26
5-8. フランセ/木管五重奏曲第1番


ウィーン・ツェムリンスキー管楽五重奏団  録音:1997年11月、1998年3月

木管五重奏曲集~シェーンベルク、フランセ

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2,400円 (税込)

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ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】

アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)の「木管五重奏曲」は、1924年に作曲されたソナタの形式の全4楽章で、40分に及ぶ大規模な作品です。十二音技法を全面使用した最初期の作品という点で、音楽史上も重要な位置にあります。この記念碑的作品は、シェーンベルク50歳の誕生日にウィーンで、シェーンベルクの弟子で娘婿でもあるフェリックス・グライスレの指揮と、ウィーン・フィルの管楽器奏者によって行われました。この作品以降、奔放なイマジネーションのいっそうの明確化を求めて十二音技法という新しい音楽様式を確立したシェーンベルクは、ウェーベルンやベルクとともに「新ウィーン楽派」を形成し新時代を築きました。決して取っつきやすい音楽とは言いがたいものの、管楽器のアンサンブルにより知的で緊密な音の世界がくり広げられており、不思議と聴き手を引き込む魅力があります。
一方のジャン・フランセ(1912-1997)は、管楽器の作品には定評あるフランスの作曲家。フランセはフランス国立放送管弦楽団の独奏ホルン奏者から、演奏者の名人芸を示せるような管楽五重奏曲を委嘱されました。フランス的で優雅で軽妙なこの作品の作曲は難航しましたが、フランセの木管五重奏曲は世界中で成功を収め、いまでは木管五重奏の中でも大変な人気曲となっています。
演奏をしているウィーン・ツェムリンスキー木管五重奏団は、ウィーン・トーンキュンストラー管やウィーン響などで活躍するソリストで結成された団体です。両曲ともかなりの難曲ですが、高度なテクニックに裏打ちされたアンサンブルが見事です。

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