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「カラーズ・オブ・フレンチ・ホルン」~シューマン、ロッシーニ、フランセ、プーランク、ほか

1.R・シュトラウス/ホルンとピアノのためのアンダンテ
2~4.シューマン/3つのロマンス Op.94
5~6.シューマン/アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
7.ロッシーニ/前奏曲、主題と変奏曲 ホ長調
8~10.フランセ/ホルンとピアノのためのディヴェルティメント
11.プーランク/ホルンとピアノのためのエレジー~デニス・ブレインの思い出に
12~14.キルヒナー/3つの詩


サボルチ・ゼンプレーニ(ホルン)、ペーター・ナジ(ピアノ)

録音:2010年3月20-24日、ハンガリー、ブダペスト、フランツ・リスト音楽院大ホール

「カラーズ・オブ・フレンチ・ホルン」~シューマン、ロッシーニ、フランセ、プーランク、ほか

価格:

2,016円 (税込)

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OEHMS【ドイツ輸入盤】

サボルチ・ゼンプレーニは、1981年ハンガリーのブタベストで、ホルン奏者の父とオーボエ奏者の母という音楽一家に生まれたホルン奏者。6歳からピアノを、13歳からホルンを始め、フランツ・リスト音楽院でフェレンツ・タルヤーニに師事し、さらに2002年からベルリンのハンス・アイスラー音楽院でクリスティアン・フリードリッヒ・ダルマン及びマルクス・ブルガイヤーに学びました。17歳の時にコンチェルティーノ・プラハで第1位及び特別賞を受賞。その後も数多くのコンクールに入賞し、2005年には24歳にして難関として有名なミュンヘン国際コンクールにおいて第1位を獲得するという快挙を成し遂げました。また、2000年にはブダペスト祝祭管弦楽団の第1ホルン奏者となり、2005年よりバンベルク交響楽団のソロ・ホルン奏者を務めています。バボラークに続く俊英として期待されている今最も注目を集めている若手奏者です。
この「カラーズ・オブ・フレンチ・ホルン」は、ゼンプレーニのデビュー・アルバムであり、ホルン・ファンにはよく知られたシューマン、ロッシーニ、フランセ、プーランクらの定番の作品によりその実力を十二分に発揮しています。明るく抜けの良い音色はまことに俊英奏者らしく、ロッシーニの「前奏曲、主題と変奏曲」やフランセの「ディヴェルティメント」の軽快で嬉々とした演奏ぶりはラテン的な曲想にピッタリ。それでいてR・シュトラウスの「アンダンテ」やシューマンの「アダージョとアレグロ」の力強く朗々とした歌いっぷりも見事です。オーボエで演奏されることが多いシューマンの「3つのロマンス」での柔らかな音色とロマンチックな表現も巧く、柔軟な音楽性と幅広い表現に対応するテクニックの持った凄いプレイヤーであることが分かります。特にプーランクの「エレジー」は、激しい部分と静かな部分のコントラストがハッキリしている曲だけに、ゼンプレーニの幅広い表現力がいっそう明らかで、実に雄弁な名演です。最後のキルヒナーの「3つの詩」は、超絶的なテクニックを用いた斬新な演奏効果が目白押しの面白い作品で、その圧倒的な演奏ぶりは間違いなく一聴の価値があります。

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