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ターティス・ヴィオラ・アンサンブル~テレマン、バルトーク、ピアソラ、ほか

1-4. テレマン(1681-1767)/4台のヴィオラのための協奏曲 ハ長調(4つのヴィオラ版)
5. マックス・フォン・ヴァインツール(1841-1898)/4台のヴィオラのための「夜の小品」
6. ヨーク・ボーエン(1884-1961)/4台のヴィオラのための幻想四重奏曲 Op.41
7-10. テレマン/4台のヴィオラのための協奏曲 ト長調
(4つのヴィオラ版)
11-19. バルトーク(1881-1945)/2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲より
(2つのヴィオラ版;第10番「ルテニアの歌」/第14番「クッションの踊り」/第16番「ブルレスケ」/第26番「からかいの歌」/第22番「蚊の踊り」/第28番「悲嘆」/第35番「ルテニアのコロミイカ舞曲」/第42番「アラビアの歌」/第44番「トランシルヴァニアの踊り」)
20. ピアソラ(1921-1992)/フォー・フォー・タンゴ(ヴィオラ・アンサンブル版)
21. クリストファー・ノートン(1953-)/ステアリング・ホイール・ブルース(ヴィオラ・アンサンブル版)

ターティス・ヴィオラ・アンサンブル

録音:2009年11月、ミュンヘン、メリートン・スタジオ

ターティス・ヴィオラ・アンサンブル~テレマン、バルトーク、ピアソラ、ほか

価格:

2,016円 (税込)

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OEHMS【ドイツ輸入盤】

普通の弦楽四重奏の場合、各々の楽器の響きの組み合わせや違いやを楽しむことが1つの喜びですが、これが全て同じ楽器の場合は、また違った楽しみ方ができることは間違いありません。ヴァイオリン・アンサンブルやチェロ・アンサンブルなどは、決して珍しいものではなく、そのプロフェッショナルな集団がいるほど人気を得ています。しかし、ことヴィオラ・アンサンブルに関しては、そのための作品や演奏団体というのは殆ど見あたらず、このターティス・ヴィオラ・アンサンブルのアルバムは貴重なものといえるでしょう。ターティス・ヴィオラ・アンサンブルは、ドイツのミュンヘン交響楽団の4人のメンバーによって構成されており、普段からともに演奏している仲間だけに息のあったアンサンブルが見事。もちろん、4本のヴィオラのためのオリジナルのレパートリーばかりを望むのは無理な話ですが、それでもヴァインツールの「夜の小品」とヨーク・ボーエンの「幻想四重奏曲」の2曲は立派なオリジナル作品であり、濃厚なロマンチシズム漂う魅力的な音楽に驚かされます。テレマンの2曲の「4台のヴィオラのための協奏曲」の4つのヴィオラ版も予想外にノリの良い愉しい演奏で、最後のピアソラのタンゴやノートンのブルースといった現代の小粋な音楽との距離感がほとんど感じられないほど。バルトークのデュオ作品も気合いの入りまくった熱演で、2台のヴィオラならではの太い音色と低めの音域で演奏すると、まるで男性二人がともに歌ったり、口論し合っているような不思議な感興があります。演奏する楽しさがそのまま伝わってくる生命力に溢れた1枚です。

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