1. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)／ホルンとピアノのためのアンダンテ ハ長調 TrV155
2. フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス(1822-1905)／主題と変奏 Op.13
3. フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス／夜想曲（ノットゥルノ） Op.7
4. ラハナー(1803-1890)／スイス民謡による変奏曲
5. シューマン(1810-1856)／アダージョとアレグロ Op.70
6. カール・プリス(1902-1979)／ソナタ形式による３つの小品
ルイ=フィリップ・マルソレ（ホルン）、デイヴィッド・ジャルバート（ピアノ）
録音：2006年5月16-19日 ミュンヘン、バイエルン放送局スタジオ
OEHMS【ドイツ輸入盤】
第２回Audiモーツァルト・コンクール優勝、2005年ARDミュンヘン国際コンクール、ホルン部門で第２位を受賞した、カナダ出身の若きホルン奏者ルイ=フィリップ・マルソレのソロ・デビュー盤です。現地の批評家・聴衆も「２位を受賞したマルソレの方が、音楽的に素晴らしい解釈！」と評価し、OEHMSレーベルの社長も大絶賛。現在彼は、様々なオーケストラとの共演、そして室内楽を中心として活躍しています。今後が楽しみなアーティストでしょう。ホルンを学んでいる方には基本の、シュトラウス父子とシューマンをあえて選曲しているだけあって、その自信が伺えます。ビロードのような滑らかさをもった美しい響きで難なく吹きこなすマルソレは、すでに完成されたホルン奏者といえるでしょう。特に「アダージョとアレグロ」は非常に表情豊かな名演です。また、ピアノのジャルバートの伴奏が滅法上手く、マルソレとの相性も抜群です。
