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ショスタコーヴィチ/交響曲第9番、劇場用音楽「ロシアの川」、声楽交響組曲「レニングラード生まれ」

ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
1~5.交響曲第9番 Op.70(1945)
6~9.劇場用音楽「ロシアの川」Op.66(1944)
10~13.声楽交響組曲「レニングラード生まれ」(1942)(劇場用音楽「祖国」Op.63より)


アレクサンドル・ティトフ(指揮)/サンクト・ペテルブルク交響楽団
スモルニー聖堂室内合唱団(6-13)   録音:2008年3月

ショスタコーヴィチ/交響曲第9番、劇場用音楽「ロシアの川」、声楽交響組曲「レニングラード生まれ」

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2,138円 (税込)

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NORTHERN FLOWERS【ロシア輸入盤】

戦争交響曲シリーズの最後となる「交響曲第9番」と、非常に珍しい劇場用の2作品を収録。戦勝を記念して書かれた「交響曲第9番」は、前2作とはかけ離れた軽妙洒脱な音楽であったため、ベートーヴェンが作曲したような壮大な「第九」を望んでいた当局の意向に沿わず、ショスタコーヴィチは当局の批判の的となってしまいました。ティトフとサンクト・ペテルブルク交響楽団の演奏は、欧米の一流オーケストラのような完全無欠なアンサンブルではありませんが、独特の素朴さと泥臭さがあって、伝統的なロシアのムードを色濃く感じさせます。今ではあまり求め得なくなったご当地ものらしさが充分に発揮されているため、ショスタコーヴィチの皮肉めいた音楽をけっこう楽しく聴かせてくれます。
さらに、このアルバムの聴きどころは、オリジナルの形では世界初録音という2つの劇場用作品。愛国的内容の一般受けを意識した作品ですが、さすがショスタコーヴィチは職人中の職人だけあって、非常に面白い音楽です。「ロシアの川」では、サッカー・ファンだったというショスタコーヴィチらしい「サッカー(フットボール)」という曲はいかにも描写的で楽しく、「スターリングラードの戦い」や「最後の歌」は、愛国心を高揚させる感動的な合唱が圧倒的で、思わず「万歳」と叫んでしまいそう。「レニングラード生まれ」も印象的なメロディー満載で、ショスタコーヴィチ・ファンには間違いなく楽しんでいただけることでしょう。ブックレットにロシア語・英語の歌詞が付いているのもうれしいところです。オススメ。

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