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カスタルディ(1580-1649)/カプリッチョ集

ベッロフォンテ・カスタルディ(1580/81-1649):カプリッチョ集
Aria; Gioia di ritorno/Capriccio ceremonioso/
Gagliarda persuasiva/Branle/Volta francese/
Aria; E vattene malenconia/Saltarello allegro/
Corrente primaveresca/Capriccio detto spagnolino/
Gagliarda; Amante rasserenato/Tasteggio soave/
Fulminante gagliarda/Corrente; Supplica ad Amore/
Aria; Sfessania persuasiva/Capriccetto Bischizzoso/
Aria; Francese lamentevole/Quagliotta Canzone/
Capriccio detto Chiaccherino/Aria boscareccia/
Mascherina Canzone/Capriccio hermafrodito/
Sgroppato passeggio/La Follia/Sadoletta Corrente/
Corrente Francese/Passeggio; Apostrofe ad Amore/
Capriccio detto svegliatoio


ラウテン・カンパニー   録音:1999年2月、聖アンドレアス教会、ベルリン

カスタルディ(1580-1649)/カプリッチョ集

価格:

1,884円 (税込)

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NCA【ドイツ輸入盤】

ベッロフォンテ・カスタルディ(1580/81-1649)は、イタリアのモデナ生まれのリュート奏者で、作曲家、詩人、および「芸術家」として活躍し、モンテヴェルディや舞曲作家ガストルディらとも親交のあった人。楽才にも優れ、新たな楽器(ティオルビーノ)も工夫するなど、撥弦楽器のための秀作を多数遺した文化人です。しかし、宮廷社会に生きた人ながら、カスタルディは発言といい行動といい大胆不敵、モデナから追放されたり何度も投獄されたという、まさに同時代の画家カラヴァッジョのような音楽家だったとされています。兄弟が起こした殺人事件に巻き込まれ、故郷を追放されイタリアとドイツを転々としただけあって、その音楽もなかなか独創的。このせいもあるのか、彼の作品には、「稲妻に打たれたガリアルダ」、「両性具有のカプリッチョ」のように特異な名前を付けられたものが目立ちます。緩やかで感傷的なスタイルの音楽に自作の詩を載せて歌うやり方は、当時盛んであったバロックの形式とは一味違う新鮮な驚きをもたらし、その忘れがたいメロディで全ての聴衆を魅了したのでした。以前は秘曲的な扱いだったカスタルディですが、21世紀になって急速に再評価が進んでます。
演奏している「ラウテン・カンパニー」は、様々な古楽音楽祭にて積極的に埋もれたバロック・オペラを演奏して話題になっている古楽アンサンブルです。ヘンデルの演奏には特に力を入れており、劇的カンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ(忠実な心)」や「メサイア」(ヘルダーによるドイツ語版)のアルバムは、センセーショナルなほど高い評価を受けています。ラウテン・カンパニーの演奏は、その高雅で柔らかな音色から想像がつかないほど歯切れの良い表現で迫り、どの曲もしなやかな躍動感に富んでいます。

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