ＣＤ１：
1-2. バレエ音楽「春の祭典」
3. 管楽器のための交響曲
ＣＤ２：
1-4. バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)
5-7. 交響詩「ナイチンゲールの歌」
8-11. ４つの練習曲
ＣＤ３：
1-15. バレエ音楽「火の鳥」全曲(1911年版)
16. 幻想的スケルツォ Op.3
17. 幻想曲「花火」Op.4
ＣＤ４：
1-3. 協奏曲 変ホ長調「ダンバートン・オークス」
4-8. 協奏的舞曲
9-11. ニ調の協奏曲（バーゼル協奏曲）
12-21. バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」
シャルル・デュトワ（指揮）
モントリオール交響楽団（CD1-3）、モントリオール・シンフォニエッタ（CD4）
録音：1984年5月（CD1）、1984年10月（CD3）、1986年11月（CD2）、1991-1992年（CD4）
モントリオール、聖ユスターシュ教会
原盤：DECCA
NEWTON【オランダ輸入盤】
1980年代に一世を風靡したデュトワ＆モントリオール交響楽団の底力を見せつけるようなストラヴィンスキーの作品集です。従来の音楽語法を覆し、強烈なリズムと原始的なサウンドによって異教徒の祭祀を描いた革新的な作品「春の祭典」。謝肉祭の市場にかけられた芝居小屋を舞台に人形のペトルーシュカを主人公にした「ペトルーシュカ」。そしてロシアのおとぎ話を題材にした華麗なバレエ音楽「火の鳥」といったストラヴィンスキーの三大バレエはオーケストラを聴く醍醐味といってもよいでしょう。
そのストラヴィンスキーの名作バレエ音楽をデュトワとモントリオール交響楽団の名コンビが複雑なオーケストラ書法を完璧に再現、生彩のあるリズム感覚で明快に表現しています。リズムや響きが非常に洗練されており、録音の美しさもピカイチ。ここまで徹底的に華麗な美しい演奏はそうあるものではありません。超名演として知られる「火の鳥」など３大バレエをはじめ、「幻想的スケルツォ」や「ダンバートン・オークス」といったちょっと珍しい作品まで、どれも洗練された表現と壮麗な音色が魅力です。ストラヴィンスキー入門者にもぴったりの４枚組です。
NEWTONレーベルは、DECCAやPHILIPSの歴史的名演を復刻するべく立ち上げられた新しいレーベルです。
