ＣＤ１： Ｊ・Ｓ・バッハ(1685-1750)：
１～３．オーボエ協奏曲 ヘ長調 BWV.1053
４～６．オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV.1059
７～９．オーボエ協奏曲 イ長調 BWV.1055
ＣＤ２： テレマン(1681-1767)：
１～４．オーボエ協奏曲 ホ短調
５～８．オーボエ協奏曲 ニ短調
９～12．オーボエ協奏曲 ハ短調
13～15．オーボエ協奏曲 ヘ短調
16～19．オーボエ協奏曲 ニ長調
ＣＤ３：
１～３．マルチェッロ(1684-1750)／オーボエ協奏曲 ニ短調
４～６．サンマルティーニ(1695-1750)／オーボエ協奏曲 ニ長調
７～９．アルビノーニ(1671-1750)／５声の協奏曲 ト短調 Op.9-8
10～12．ロッティ(c.1667-1740)／オーボエ協奏曲 イ長調
13～16．ベンジャミン(1893-1960)／チマローザの主題による協奏曲 ハ短調
ハインツ・ホリガー（オーボエ）
アイオナ・ブラウン（ヴァイオリン＆指揮）／アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(CD1,2)、イ・ムジチ合奏団(CD3)
録音：1983年(CD1)、1982年(CD2)、1987年(CD3)
NEWTON【オランダ輸入盤】
スイス生まれの名オーボエ奏者、ハインツ・ホリガーが演奏したのバロック時代のオーボエ協奏曲の名演が収録された３枚組。現在はオーボエ奏者としてだけなく、指揮者や現代作曲家として八面六臂の活躍をしているホリガーですが、彼の名声を決定的に高めたのは、これらバロックの作品集でした。柔軟な中にも鋭さを秘めた独特の音色は、曲の美しさを極限まで生かしています。マルチェッロやアルビノーニの有名なメロディーを、これほど甘い音色で綺麗に歌い抜かれれば、誰もが参ってしまうでしょう。また伴奏のイ・ムジチの主体性を持った明るい音、アカデミー室内合奏団の豊かで上品な音、この違いも曲に微妙な陰影を与えています。
NEWTONレーベルは、DECCAやPHILIPSの歴史的名演を復刻するべく立ち上げられた新しいレーベルです。
