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ディーリアス/弦楽四重奏曲、エルガー/弦楽四重奏曲

フレデリック・ディーリアス(1862-1934):
1-4. 弦楽四重奏曲
(1917年改訂版)
5-6. 弦楽四重奏曲(1916年原典版、D. グリムリーによる再構成版)(抜粋)

エドワード・エルガー(1857-1934):
7-9. 弦楽四重奏曲 ホ短調 Op. 83


ヴィリアーズ四重奏団

録音:2016年10月24-25日、イギリス、ロンドン、セント・シラス教会

ディーリアス/弦楽四重奏曲、エルガー/弦楽四重奏曲

価格:

1,273円 (税込)

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エルガーとディーリアス、同時期に書かれた各々の弦楽四重奏曲は、どちらも第一次世界大戦の影響が色濃く感じられる、重厚で哀切な表情を持っています。開戦時、パリのすぐ南にある村に住んでいたディーリアスは、負傷した兵士や数多くの難民の姿を目の当たりにし酷く心を痛めました。その心情を、彼の家に巣をかけていたつばめに重ね合わせて作曲したのが、この弦楽四重奏曲の第3楽章とされています。後に弟子のフェンビーによって弦楽合奏に編曲された版も広く愛されています。現在では通常、1917年の改訂版が演奏されますが、ディーリアスは初稿版も破棄することなく、そのスケッチや断片が英国図書館に残されています。この録音のためにグレムリイはこれらを補筆し演奏可能な状態に仕立てることで、2つの稿の違いを比較していただけます。
同じころ、やはり戦争によって健康を損ねていたエルガーも、妻アリスの勧めで郊外に移り住むことで創作意欲を取り戻し、この弦楽四重奏曲を含む何曲かの大作を書き上げます。アリスはこの曲の第2楽章をとりわけ好み、彼女の葬儀の際にも演奏されました。

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