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ヴォルフ=フェラーリ/管楽器のための協奏曲集

エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):
1-4. オーボエと管弦楽のための牧歌的協奏曲 イ長調 Op.15
5-8. コールアングレと管弦楽のための小協奏曲 変イ長調 Op.34
9-12. ファゴットと管弦楽のための協奏的組曲 ヘ長調 Op.16


フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)/ローマ交響楽団
アンドレア・テナーリア(オーボエ)、ウィリアム・モリコーニ(コールアングレ)
ジュゼッペ・チャボッキ(ファゴット)

録音:2009年6月24-27日、イタリア、ローマ、ORSスタジオ

ヴォルフ=フェラーリ/管楽器のための協奏曲集

価格:

1,273円 (税込)

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エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948は歌劇「四人の田舎者」や「スザンナの秘密」などのコミック・オペラで知られるイタリアの作曲家。イタリア人を母親にヴェネツィアに生まれましたが、父親はドイツ人の画家で、ヴォルフ=フェラーリもミュンヘン音楽学校でラインベルガーに師事したため、イタリア人でありながらドイツ的な要素も色濃いのが特徴です。彼の初期のオペラはドイツではすぐに成功を収めたものの、イタリアではなかなか人気が出ませんでした。ようやくイタリアでも認められ始めると、今度は第1次世界大戦や第2次世界大戦のため、祖国を離れることを余儀なくされ、ドイツやアメリカ、スイスなどを転々としました。現在でもヴォルフ=フェラーリは、イタリアのコミック・オペラの最も優れた作曲家と見なされているにもかかわらず、その作品はあまり広く演奏されていません。そのため、ヴォルフ=フェラーリといえば、昔の「オーケストラ名曲集」の中に必ず入っていた「マドンナの宝石」序曲で専ら知られています。それはカラヤンの指揮であったか、それともポール・モーリアだったか・・・。どちらにしても甘いメロディと切ないオーケストラの響きが耳に残る名曲です。しかし、他の曲を聴いたことがある人はどのくらいいるのでしょう?
ヴォルフ=フェラーリは活動の初期と晩年にたくさんの器楽曲も作曲し、レスピーギと並んでイタリアの新しい音楽に重要な役割を果たしました。近年CPOレーベルやCHANDOSレーベルでもヴォルフ=フェラーリの管弦楽曲や管楽器のための協奏曲が相次いで録音され、ようやく復興の兆しが見え始めました。このアルバムでは彼の管楽のための協奏曲を全て収録しており、そのどれもが素晴らしい表現力を誇っています。 いずれも25分から30分ほどの充実した作品で、中でも「ファゴットと管弦楽のための協奏的組曲」が印象的。ヴォルフ=フェラーリのロマンチックで美しい音楽は、一度聴いたら誰もが好きになること間違いありません。

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