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「クラリネット・ハイヴ」~クラリネット・アンサンブルのための作品集

1-4. ピアソラ(1921-1992)/タンゴの歴史(エドワーズ編曲クラリネット四重奏版)
5-8. ハービソン(1938-)/トリオ・ソナタ(2本のクラリネットとバス・クラリネット版)
9-11. ガンサー・シュラー(1925-)/デュオ・ソナタ(クラリネットとバス・クラリネット)
12. トーマス・E=バーカー(1954-1988)/シングル・シックス(バス・クラリネット・ソロ)
13-19. パーシケッティ(1915-1987)/セレナーデ第13番 Op.95(2本のクラリネット)
20. ジポリン(1959-)/ハチの巣(クラリネット四重奏)

テオドーレ・シェーン(B-Cl)…1-12.20)、(第2Cl…13-19)
ローラ・アーダン(第1Cl…6-11.20)、(第2Cl…1-8)
リチャード・モラレス(第1Cl…1-4.13-19)
ティモシー・パラダイス(第1Cl…5-8)、(第2Cl…20)
ジェームズ・オグニベーネ(バセット・ホルン…1-4)、エヴァン・ジポリン(B-Cl)…20)

録音:2008年4月7日、2008年1月4.5日

「クラリネット・ハイヴ」~クラリネット・アンサンブルのための作品集

価格:

1,273円 (税込)

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NAXOS【香港輸入盤】

このアルバムの最後に収録されている、ジポリンの「ハチの巣」をタイトル名にした、ちょっとオシャレなクラリネット・アルバムです。様々なサイズのクラリネットのために書かれた20世紀の作品を、まるでハチが蜜を集めるかのように並べてあります。
耳にする機会の多いピアソラの「タンゴの歴史」も、クラリネット・アンサンブルで聴くと、感傷的な音色のせいか良い具合に鋭角さが取れて、穏やかで美しい作品へと変貌するのが興味深いところです。全ての楽章に「速く」と書かれたハービソンのトリオ・ソナタもなかなか面白い曲です。アメリカ作曲界の大御所であるガンサー・シュラーやハービソン、巨匠パーシケッティらのクラリネット作品は、確かに少し晦渋な作風ではありますが、実験的な技法や不協和音を使ってはいないので、意外に聴きやすいもの。むしろ繊細で奥深い味わいがあり、張りつめた緊張感がたまりません。クラリネットを吹かれる方には、非常に興味深い作品であり、貴重な音源といえるでしょう。ジャズ風味あり、古典的な作品ありと、クラリネットの可能性を極限まで追求した作品がぎっしり詰まっています。 なかでもアルバム・タイトルになっているジポリンの「ハチの巣」はインパクトの強い現代作品です。

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