1~16.バーンスタイン(1918-1990)/ウェスト・サイド物語(M・ピエロボン編)
序曲/ジェット・ソング/なにか起こりそう/ブルース/パブ/マンボ/マリア /アメリカ/
こっそりと/一つの手、一つの心/トゥナイト/アレグロ/アイ・フィール・プリティ/恋は永遠に/
クラプキ巡査/フィナーレ
17.バーバー(1910-1981)/弦楽のためのアダージョ Op.11(M・マクネフ編)
18~25.ジョン・ウィリアムズ(1932-)&ジェリー・ゴールドスミス(1929-2004)
&デイヴィッド・アーノルド(1962-)/スペース・ブラス(M・ピエロボン編)
スーパーマン「メイン・テーマ」/E.T.「メイン・テーマ」/
スター・トレック「オープニング・テーマ」/スター・トレック「コラール」/
スター・トレック「終わりのテーマ」/インペンデンス・ディ「メイン・テーマ」/
アポロ 13「メイン・テーマ」/未知との遭遇「メイン・テーマ」
26.ジョン・ウィリアムズ/インディ・ジョーンズ「メイン・テーマ」(M・ピエロボン編)
27.ダニー・エルフマン(1953-)/ザ・シンプソンズ「メイン・テーマ」(M・ピエロボン編)
28.フランコ・ミカリッツィ(1939-)/大野雄二(1941-)/ルパン三世「メイン・テーマ」(M・ピエロボン編)
ゴマラン・ブラス・クインテット
マルコ・ブライト、マルコ・ピエロボン(Tp)、ニーロ・カラクリスティ(Hr)
ジアンルーカ・シピオーニ(Tb)、オズワルド・プレーダー(Tu)
録音:2007年11月10-13日、イタリア、クレモナ、聖マルティノ教会
NAXOS【香港輸入盤】
「ゴマラン・ブラス・クインテット」は、1999年にイタリアの金管楽器奏者5名によって結成された金管五重奏団。それから僅か2年後には「パッサウ管楽器国際コンクール」で優勝し、一躍世界中の注目を集めました。ロジャー・ボボを始めとする同業の金管奏者たちや、ズービン・メータら大指揮者もこぞって絶賛。輝かしい音色とともに知名度は急上昇中のアンサンブルです。そんな彼らが満を持して演奏するのが、映画で使われた名曲の数々です。これらの曲のほとんどが、メンバーのトランペット奏者マルコ・ピエロボンによって、曲の特性が存分に生かされた編曲を施され、とても楽しい曲として生まれ変わっています。全16曲25分にも及ぶ「ウェスト・サイド物語」は、同曲のファンにも納得の見事なアレンジで、金管アンサンブルの演奏としてもずは抜けた名演奏といえるでしょう。宇宙系の映画音楽のメドレーである「スペース・ブラス」も実に面白い。また、日本人にはおなじみの「ルパン三世」のテーマの変貌ぶりにも、ぜひ驚いてみてください。軽妙な表現とエンターテイメント性は良い意味でラテン気質が全開!愉しい選曲とアレンジも秀逸で、強力にオススメできる出色のアルバムです。