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山田耕筰/長唄交響曲「鶴亀」、交響曲「明治頌歌」、舞踊交響曲「マグダラのマリア」

山田耕筰(1885-1965):
1. 長唄交響曲「鶴亀」
2. 交響曲「明治頌歌」
3. 舞踊交響曲「マグダラのマリア」


湯浅卓雄(指揮)/東京都交響楽団
東音 宮田哲男(長唄)、東音 味見亨(三味線)、溝入由美子(篳篥)、他

録音:2005年10月、東京、ルネこだいら大ホール

山田耕筰/長唄交響曲「鶴亀」、交響曲「明治頌歌」、舞踊交響曲「マグダラのマリア」

価格:

1,273円 (税込)

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「日本の西洋音楽の父」といわれる山田耕筰(1885-1965)は、若い頃にドイツのベルリンに留学し、ヴォルフやブルッフに師事しました。滞在中に身に付けた音楽技法を駆使し、天性の豊かな感性をそそいだ本格的なオーケストラ作品を幾つか完成しましたが、このアルバムはユニークな交響曲3つを収めています。何といっても異色かつ衝撃的なのは、長唄交響曲「鶴亀」!いまや西洋古典音楽が巷に溢れかえる現代を生きる私たちに、どんな感情を抱かせるでしょう。驚愕か、新鮮か、懐古か。19世紀半ばの長唄をそのまま演奏し、そこに見事な管弦楽を付したもので、山田耕筰の秀逸なアイデアと多彩な才能には驚くばかりです。東音宮田哲男の長唄、東音味見亨の三味線も圧巻で、東京都交響楽団の演奏も掛け値なしに素晴らしいものです。
交響曲「明治頌歌」は、鎖国時代に始まり黒船来襲・文明開化・明治天皇崩御などを描きながら、やはり西洋音楽の受容がテーマと考えられる交響曲です。また「マグダラのマリア」は、今さらながら作曲者の輝かしい才能に恐れ入る、堂々たる管弦楽曲で、いずれも欧米諸国でも演奏されました。どちらも見事なオーケストレーションが織りなす極めてロマンチックな音楽です。これらの作品が大正時代や昭和初期に日本で生まれていたことに驚くとともに、この記念碑的なアルバムにより、私たちは日本の作曲界における偉大な先駆者の苦闘を再認識し、感謝の念を新たにするのです。オススメです。日本語解説付き。

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