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L・モーツァルト、デトワイラー、ファルカシュ/アルペンホルンのための協奏曲集

1-3. レオポルト・モーツァルト(1719-1787)/アルペンホルンと弦楽のための田園風シンフォニア
4-5. ジャン・デトワイラー(1907-1994)/アルペンホルン、ピッコロと管弦楽のための自然との対話
6-8. フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)/アルペンホルンと弦楽のための田園風コンチェルティーノ
9-12. デトワイラー/アルペンホルン協奏曲


ヨゼフ・モルナール(アルペンホルン)、ミロスラフ・クラル(ピッコロ)
ウルス・シュナイダー(指揮)/カペラ・イストロポリターナ、スロヴァキア・フィル

録音:1987年5月3-10日、スロヴァキア、ブラチスラヴァ

L・モーツァルト、デトワイラー、ファルカシュ/アルペンホルンのための協奏曲集

価格:

1,273円 (税込)

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NAXOS【香港輸入盤】

アルペンホルンという楽器自体は誰もが知っています。でもそれをクラシック音楽で、しかも協奏曲のソロ楽器として使用するとなると、「えーっ?」と思う方が多いでしょう。世の中にはこんな曲もあるんです。かのモーツァルトの父レオポルト・モーツァルト(1719-1787)といえば、優秀な教育者として知られていますが、作曲家としてはユニークな作品をいろいろ残しています。「そりすべりの音楽」や「田舎の結婚式」、そして真偽を問われているくせにダントツで有名な「おもちゃの交響曲」など一般的な楽器といえないものも貪欲に音楽に取り込んだアイデアマンです。そのレオポルド・モーツァルトの「田園風シンフォニア」では、アルペンホルンは何とドミソの音しか吹きませんが、それでも面白い音楽に仕立て上げてしまう作曲家の腕は凄いものです。
ジャン・デトワイラー(1907-1994)とフェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)の3作品はいずれも20世紀の音楽ながら、調性は明確で聴きやすいもの。デトワイラーは、パリでダンディやケクランに師事した作曲家です。スイス出身の作曲家らしくアルペンホルンに精通しているとみえて、アルペンホルンもさすがに複雑な音型に挑みます。「アルペンホルン、ピッコロと管弦楽のための自然との対話」は、アルプスの風光明媚な情景が目に浮かぶような美しい音楽で、ハイジの世界に浸ることができます。ハンガリーの作曲家ファルカシュの「田園風コンチェルティーノ」もデトワイラーの「アルペンホルン協奏曲」も、冒頭にアルプホルンの朗々としたファンファーレ風のソロがおかれ、演奏しているヨゼフ・モルナールも音程をとるのが困難なアルプホルン(多少調子はずれなのも魅力)を見事に駆使して立派に演奏しています。かつてMarco Poloレーベルからリリースされていた珍盤の再リリースです。

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