オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)：
１～４．交響詩「ローマの祭り」
５～８．交響詩「ローマの噴水」
９～12．交響詩「ローマの松」
エンリケ・バティス（指揮）／ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 録音：1991年
NAXOS【香港輸入盤】
爆演指揮者の一人として勇名をとどろかせているメキシコのエンリケ・バティスによる「レスピーギ／ローマ三部作」。管楽器と打楽器がパワフルなことで知られるロイヤル・フィルの強力なサウンドを生かした聴き応えのある演奏。レスピーギらしい極彩色の音の絵巻を圧倒的迫力で聴かせ、「ローマの祭り」や「ローマの松」は音の洪水ともいえる爆演です。アンサンブルは多少荒っぽい気がするものの、ラテン的な気質で突き進むパワーと開放感はバティスならでは。NAXOSの初期の名盤の１つ。
