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貴志康一/ヴァイオリン作品集

貴志康一(1909-1937):
1. 月
2. 水夫の唄
3. 竹取物語
4. 漁師の歌
5. 花見
6. 龍
7-9. ヴァイオリン・ソナタ


木野雅之(ヴァイオリン)、木野真美(ピアノ)

録音:2003年5月14,15日、山形県余目町文化創造館 響ホール

貴志康一/ヴァイオリン作品集

価格:

3,056円 (税込)

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MITTENWALD【国内盤】

3度のドイツ留学の中でフルトヴェングラーやヒンデミットを師とし、そのずば抜けた才能と華やかな人柄でドイツでも日本でも天才の名を欲しいままにした貴志康一(1909-37)。28歳という若さで逝去したとき、山田耕筰などの巨匠も嘆いたといいます。2001年、甲南学園貴志康一記念室の未整理の書類の中から、ヴァイオリン・ソナタの楽譜が発見され、作曲から半世紀以上過ぎた今、貴志作品の芸術が華開きます。
ヴァイオリンの木野雅之は、4歳からヴァイオリンを始め、国内のコンクールで上位入賞を果たし、桐朋学園から英国、ロンドンのギルドホール音楽院へ留学しました。当地では、イフラ・ニーマン教授に師事し、卒業後はミルシテイン、リッチ、ギトリスといった巨匠にも学びました。ヨーロッパ各地のコンクールでも上位入賞を果たしてからは、多くの音楽祭へ出演し、BBC、RAI、RTSI等の放送へも出演、特にフランスでは師ギトリスと競演し、その模様はフランス、スペインでも放送されました。また日本では、全国リサイタルツアーを行い、そのレパートリーは40曲を超える協奏曲、50余りのソナタ、200曲以上の小品と膨大な数を示しており、中でも他の演奏家のほとんど持たない無伴奏作品や小品、特にパガニーニ、エルンスト、ヴィエニャフスキーなどのヴィルトゥオーゾピースを得意としています。現在、ミッテンヴァルト、ポニーキャニオン、G・face、エクストン他から多数のCDが発売されています。
ピアノの木野真美は木野雅之の妹で、桐朋学園卒業後、1994年に渡仏し、ブローニュ国立音楽院室内楽科、無伴奏科を共に主席卒業しています。これまで中島和彦、藤井一興、アンヌ・ケフェレック、オルトンス・カルティエ=ブレッソンに師事。またチェンバロにおいてはオリヴィエ・ボーモンのもとで研鑽をつみ、審査員特別賞と共にマルメゾン音楽院を主席卒業。ザルツブルクにて1999年モーツァルト国際コンクールピアノ部門第3位、2000年には大森潤子とのデュオで第10回日本室内楽コンクール優勝、合わせて東京都知事賞受賞しています。兄、木野雅之とは1987年より共演しはじめ、これまで日本各地やヨーロッパでコンサートを行っており、現在、パリに拠点をおきソリストとしてリサイタル、オーケストラとの共演をはじめ室内楽奏者としてフランス各地の音楽祭に招かれ国内外の一流アーティストらと共演、さらにチェンバリストとしても幅広い分野で活躍しています。

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