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オーケストラ・ニッポニカ第2集~早坂文雄、信時潔、芥川也寸志

1.早坂文雄/管絃樂曲「讃頌祝典之樂」
2~9.信時潔/交声曲「海道東征」
10.芥川也寸志/赤穂浪士のテーマ


本名徹次/オーケストラ・ニッポニカ、ニッポニカ・フェスティバル・コーア   録音:2003年

オーケストラ・ニッポニカ第2集~早坂文雄、信時潔、芥川也寸志

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MITTENWALD【国内盤】

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第2回演奏会『日本の戦中の交響作品』のライヴ。第1回のアルバムに続く、ミッテンヴァルトのベストセラーとなっています。早坂文雄(1914-55)は、黒沢監督の映画画音楽(『羅生門』や『七人の侍』など)で有名ですが、実際に彼のクラシック音楽をきちんと聴ける機会はなかなかありません。この管絃樂曲「讃頌祝典之樂」はきわめて東洋的な響きのする曲で、雅楽を管弦楽化した作品と考えられます。分かりやすい作品で、雅な雰囲気が楽しめる曲です。信時潔(1887-1965)は「海ゆかば」の作曲者として有名で、交声曲「海道東征」は記紀神話の神武天皇の東征物語を題材にした、まさに戦中らしい異色の作品です。約1時間ほどの大曲で、宗教音楽のような肌合いの美しい曲ですが、内容のせいかこれまで全くと言っていいほど取り上げられることはありませんでした。しかし、この曲を聴いてみたい!と強く熱望していた人は意外に多いはず。そして、この演奏を聴けば、やっぱり満足してもらえることでしょう。これを逃したら、次にこの曲が聴けるディスクがいつ登場するか見当もつきません。最後の芥川也寸志(1925-89)は、作家芥川龍之介の三男として生まれ、伊福部昭に師事した作曲家です。彼の出世作「交響管弦楽のための音楽」をはじめ、「弦楽のための三楽章」「エローラ交響曲」などで比較的よく知られています。「煙突の見える場所」や「砂の器」などの映画音楽も手がけており、NHKテレビの大河ドラマ「赤穂浪士」(63年)のテーマ音楽は特に親しまれているでしょう。

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