1-5. ヨハン・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651):
トッカータ第1番/トカータ・アルペジャータ/トッカータ第7番/カポーナ&スフェライーナ/カナリオ
6. ドメニコ・ペレグリーニ(1600頃-1662):テオルボによるバスを伴うまさしくスペイン風のシャコンヌ(変奏曲)
7-9. チェーザレ・ネグリ(1535-1604):
カナリオ(変奏曲)/バレット「アルタ・メンドーザ」(2声)/バレット「白い花」(4声)
10. マルコ・ファブリチオ・カローソ(1527頃-1605):スパニョレッタ・ディ・マドリリャ
11. フランチェスコ・コルベッタ(1615-1681):プレリュードとシャコンヌ
12-15. ベレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):
チェキーナ(コレンテ)/アウローラ(コレンテ)/ムスタッジン(コレンテ)/ズグロッパート・パッセージオ
16. アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(?-1669):組曲ニ短調
17-20. アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):
シャコンヌ(変奏曲)/コレンテ第10番/トッカータ第6番/コレンテ第2番
フアン・カルロス・リベラ(バロック・ギター、テオルボ)
コンスエロ・ナバス(テオルボ) アントニオ・ガルシア(バロック・ギター)
録音:1999年7月、セビーリャ・マヌエル・カスティリョ高等音楽院オーディトリアム
LINDORO【スペイン輸入盤】
ホセ・ミゲル・モレーノにリュートとビウエラを師事したフアン・カルロス・リベラは、キタローネによるバッハの「無伴奏チェロ組曲」のアルバムで大きな話題となったが、今度はバロック・ギターとテオルボで抜群の腕を披露しています。初期バロック期のイタリア人作曲家たちが「スペイン風」に書き上げた作品を中心 としており、どこか夏のくつろいだ雰囲気を感じさせ、爽やかなヒーリング効果が期待できるアルバムになっています。録音も優秀で格調が高く、おススメです。