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リスト/12の超絶技巧練習曲、ハンガリー狂詩曲第9番「ペストの謝肉祭」

フランツ・リスト(1811-1886):
1-12. 12の超絶技巧練習曲
13. ハンガリー狂詩曲第9番 変ホ長調「ペストの謝肉祭」


ラザール・ベルマン(ピアノ)   録音:1959年(1-12)、1961年(13)(モノラル)

リスト/12の超絶技巧練習曲、ハンガリー狂詩曲第9番「ペストの謝肉祭」

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1,987円 (税込)

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MELODIYA【ロシア輸入盤】

ラザール・ベルマン(1930-2005)は、鮮やかな超絶技巧で知られたロシアのヴィルトォーゾ・ピアニストで、とりわけリスト演奏に定評がありました。3,4歳頃からコンクールやコンサートに参加して、ギレリスからも「神童」と賞賛させるほどでした。その後、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事し、ソフロニツキーやマリヤ・ユーディナ、リヒテルなどの巨匠たちからも指導を受けました。数々の国際コンクールで入賞を果たし、ロシアや東欧での華やかな演奏活動ぶりは、アシュケナージと肩を並べるほどでした。しかし、東西冷戦が緊張するなか、ベルマンも活動を制限され、自己研鑽に励む期間が長かったので、しばらくは幻のピアニストとなっていました。そのベルマンが再び脚光を浴びたのは1975年以降で、アメリカやイギリスでの演奏会では、その超絶技巧が絶賛され、一流アーティストたちとの録音もたくさん行いました。しかし1980年頃から再びソ連当局からの圧力が厳しくなって西側での活動が著しく制限され、1990年にはベルマンもついにロシアを離れてイタリアに移住しました。イタリアでは大変な人気ぶりで、晩年は後進の指導にも熱心に取り組み、特にリスト・ファンからは絶大な支持を受け続けています。
ベルマンの弾く「超絶技巧練習曲」は、アメリカ・デビューの際に物凄いフィーバーをもたらし、日本でも彼のアルバムがリリースされて大評判になりました。抜群のテクニックとと19世紀的なマンティックな演奏ぶりは驚くほどインパクトが強く、未だにベルマンの弾くリストには根強いファンが多いのも頷けます。難曲を正確に演奏するだけでなく、燃え立つような表現力の迫力はベルマンならではのスリリングさ。かつて日本でもベルマンの「超絶技巧練習曲」の国内盤がリリースされましたが、そちらは1963年のステレオ録音でした。このアルバムは1959年のモノラル録音で、音質は決して良好とは言えないものの、現在のメロディアでも現役盤としてリリースされ続けています。「ペストの謝肉祭」もゴキゲンな演奏です

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