カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

ベートーヴェン/ヴァイオリンとチェロのための3つのデュオ、チェロ・ソナタOp.17、魔笛の主題による7つの変奏曲

ベートーヴェン:
1-6. ヴァイオリンとチェロのための3つのデュオ WoO.27
(原曲:ClとFgのための)
  ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)、ミハーイ・ヴィリツライ(チェロ)
7-9. チェロ・ソナタ Op.17(原曲:ホルン・ソナタ)
10-12. モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
  ボニー・ハンプトン(チェロ)、ネイザン・シュワルツ(ピアノ)

録音:1972年(1-6,10-12)、1978年(7-9)  再発売:2006年

ベートーヴェン/ヴァイオリンとチェロのための3つのデュオ、チェロ・ソナタOp.17、魔笛の主題による7つの変奏曲

価格:

1,925円 (税込)

[ポイント還元 19ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

ORION(MARQUIS)【カナダ輸入盤】

ベートーヴェンの比較的珍しい室内楽曲が取り上げられており、しかもベテランのルッジェーロ・リッチとボニー・ハンプトンらによる演奏という興味深い内容のアルバム。「ホルン・ソナタ」を「チェロ・ソナタ」として演奏することはチェロ奏者たちがしばしば行っているものの、クラリネットとファゴットのための「3つのデュオ」をヴァイオリンとチェロで演奏するのはかなり珍しいのではないでしょうか。ロココ調の明るく快い音楽は、まるでモーツァルトの作品のようにも聞こえます。リッチとヴィリツライのデュオも伸び伸びとした自由さがあって心地よい演奏です。アメリカを代表する女性チェリスト、ボニー・ハンプトンの演奏も万全で、ソロ・レコーディングが決して多いとはいえないハンプトンの音楽性と実力を知るには格好のアルバムです。
ルッジェーロ・リッチ(1918-)はアメリカを代表する名ヴァイオリニスト。天才少年としてわずか10歳でデビューして以来、現在にいたるまでの長い経歴と莫大なレパートリーとレコーディングを誇り、ヨーロッパの伝統的な巨匠様式を今日に受け継ぐヴァイオリニストです。とりわけ華麗な演奏技巧と美しい音色、独特な楽器の歌わせ方が特徴的で、パガニーニやサラサーテなどの演奏に関しては抜群の人気を誇っています。一方、カザルスに師事したボニー・ハンプトンは、主に室内楽奏者として活躍し、のちに夫となるネイザン・シュワルツとのデュオでも注目を集めました。彼女はサンフランシスコ音楽院で30年もの長きにわたって教え続けた有名な教授であり、2003年からはジュリアード音楽学校の教授陣に迎えられています。カナダのMARQUISレーベルが敢えて復刻CD化しただけに、ベートーヴェン・ファンには見逃せない好内容のアルバムです。

ページトップへ