1-3. メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル
録音:1941年2月2日(ライヴ)
4-7. ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィル
録音:1948年10月24日(ライヴ)
MUSIC&ARTS【アメリカ輸入盤】
シゲティとワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーン。時には音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みが感激ものです。過激なロマン主義といった趣きで、ワルターの雄大な伴奏も聞きものです。ブラームスでは、ミトロプーロスの深い呼吸の中でシゲティの真摯なアプローチが闊達に響きます。いずれも名手ワード・マーストンによる復刻で、1940年代なので当然ながら録音は古めかしさは感じさせるものの、音質も当時としてはまずまずです。