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チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲、ブラームス/ヴァイオリン協奏曲

1-3. チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
  エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)、ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)/フランス国立放送管弦楽団
  録音:1957年12月19日

4-6. ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
  エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)、ジョージ・セル(指揮)/フィルハーモニック交響楽団
  録音:1952年12月14日

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲、ブラームス/ヴァイオリン協奏曲

価格:

2,088円 (税込)

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MUSIC&ARTS【アメリカ輸入盤】

伝説的女流ヴァイオリニスト、エリカ・モリーニ(1904-95)の迫真のライヴ録音の初CD化です。とりわけチャイコフスキーは録音状態も良くモノラルとは思えないほど生々しい音質で、モリーニの気合いがストレートに伝わってきます。現在の画一化されたエリート・ヴァイオリニストとは違い、モリーニは全く自由奔放。力強いボーイングから生まれる豊かな音色と旋律を徹底的に歌いつくす個性には、初めて聴く人はきっと驚かされることでしょう。一言で言えば「濃いな~」という感じ。しかし、その分音程は犠牲になりがちで、チャイコフスキーの第1楽章などは音程もかなり甘いし、伴奏とズレてばかりですが、とにかく徹頭徹尾、自己の音楽に没入しています。ホーレンシュタインももはやついていけないほどアインザッツも乱れますが、スリル満点の実に面白い演奏です。
一方、ブラームスはセルの伴奏ということもあってか、モリーニも落ち着いて堂々とした演奏を繰り広げています。ところが3楽章になると持ち前のじゃじゃ馬ぶりを披露して、稀に見る熱いブラームスになっています。ただ、こちらは録音の状態がやや悪いのが惜しいところ。

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