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ブラームス/ヴァイオリン協奏曲、シューマン/交響曲第1番「春」

1-3. ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
4-7. シューマン/交響曲第1番「春」 変ロ長調 Op.38


マックス・フィードラー(指揮)/ベルリン放送管弦楽団、ジークフリート・ボリス(ヴァイオリン)

録音:1936年10月26日、12月11日(モノ)

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲、シューマン/交響曲第1番「春」

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MUSIC&ARTS【アメリカ輸入盤】

ジークフリート・ボリス(1912-1980)はドイツのヴァイオリニストで、巨匠フルトヴェングラーに請われてベルリン・フィルのコンサート・マスターを務めた名手。第2次世界大戦中はしばらくその座から離れていましたが、戦後すぐに復帰し、カラヤン時代になってもコンサート・マスターを続け、1961年までベルリン・フィルをリードしました。そのボリスがソリストを務めたアルバムは、チェリビダッケが指揮したブゾーニのコンチェルトとベートーヴェンのコンチェルトがCD化されていますが、このブラームスもなかなか個性的な演奏です。ボリスのヴァイオリンは表現が濃厚で、男性的な逞しさを感じさせる気迫と甘い音色で自在に歌うロマンが同居しています。
一方、指揮のマックス・フィードラー(1859-1939)は、日本ではあまり知名度は高くないものの、当時はブラームスの権威と評されたドイツの指揮者。ドイツやアメリカで活躍し、ブラームスの交響曲第2番や第4番、ピアニストのエリー・ナイと共演したピアノ協奏曲第2番の録音は名演として知られています。そのフィードラーのブラームスのヴァイオリン協奏曲はさすがに風格のある伴奏ですが、シューマンの「春」はより個性的で面白い演奏です。1楽章の冒頭のゆったりしたテンポと恐ろしいほどの重量感と展開部での快速テンポの対比は、いかにも19世紀ロマン派の音楽家らしいところ。細かいテンポの変化や一気呵成のクレッシェンドも面白く、これほど情熱的でロマンチックな「春」の演奏もそうありません。音質は両方ともあまりよいとはいえませんが、引き込まれる魅力があるアルバムです。

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