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チェロとバヤンのための編曲集~ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ファリャ、ストラヴィンスキー、ツィンツァーゼ

1.ピアソラ(1921-1992)/タンゴの歴史より「カフェ1930」
2.ピアソラ/タンティ・アンニ・プリマ
3.ピアソラ/リベルタンゴ
4.ピアソラ/オブリビオン(忘却)
5.ピアソラ/ル・グラン・タンゴ
6.ヴィラ=ロボス(1887-1959)/ブラジル風バッハ第5番より「アリア」
7~12.ファリャ(1876-1946)/7つのスペイン民謡より(抜粋6曲)
13~17.ストラヴィンスキー(1882-1971)/イタリア組曲
18.スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1991)/5つの小品より 第3番「サチダオ」


ニコラ・アルトシュテット(チェロ)、エルスベト・モーザー(バヤン&編曲)   録音:2008年

チェロとバヤンのための編曲集~ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ファリャ、ストラヴィンスキー、ツィンツァーゼ

価格:

2,138円 (税込)

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GENUIN【ドイツ輸入盤】

1982年生まれのニコラ・アルトシュテット(ニコラス・アルシュテットと表記されることも)は、すでにGENUINレーベルやCLAVESレーベルなどからいくつかのCDをリリースしている期待の若手チェリストです。ベルガメンシチコフとゲリンガスに師事し、2005年のドイツ音楽コンクールとシュトゥットガルト国際チェロ・コンクール、そして2006年のアダム国際コンクールなどいくつものコンクールでも優勝。その実力は誰もが認めるところであり、本国ドイツをはじめ日本でも「レコード芸術」誌などで重ねて絶賛されています。
このアルバムは、アルトシュテットがアコーディオンの一種でロシアの民族楽器のバヤンと共演したユニークな内容ですが、師であるゲリンガスも同様のアルバムをリリースしており、その影響もあるのでしょう。曲目はいずれも20世紀の作曲家の民族色が濃い音楽ばかりで、バヤンの哀愁をたたえた音色が良く似合っています。特にピアソラの作品は同じアコーディオンの一種バンドネオンを使うものが多く、全く違和感なくアルゼンチン・タンゴの世界を描ききっています。また、ちょっと珍しいグルジアの作曲家ツィンツァーゼ(1925-1992)の「サチダオ」は、コーカサス地方の民族音楽そのものといってよい土俗的な音楽で、舞曲風のリズムやメランコリックなメロディーは、日本人の心に直接訴えかける何か特別な魅力を持っています。ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」は、アルトシュテットがよほど気に入っている作品らしく、このアルバム以前にもすでにピアノ伴奏によるレコーディングをしています。しかし、ピアノ伴奏の時は端正で品の良い表現だったのに対し、バヤンとの共演ではグッとくだけた調子でノリノリで歌い上げているところが面白いところです。デジパック・ケースです。

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