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「ヴィオラ・ダモーレのための音楽」~シューフバウアー、グツィンガー、ペツォルト、ガンシュペック

1-5. シューフバウアー(?-1743)/トリオ イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
6-9. グツィンガー(1683-1773)/組曲 イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
10-12. 作曲者不詳/トリオ ニ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
13-18. 作曲者不詳/トリオ イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
19-29. ペツォルト(1677-1733)/パルティータ イ長調
30-36. ガンシュペック(1687-1770)/ウヴェルチューレ イ長調


アンネ・シューマン、クラウス・フォイクト(ヴィオラ・ダモーレ)
アリソン・マクジリブレイ(チェロ)、ペトラ・ブルマン(テオルボ,バロックギター)
セバスティアン・クネーベル(チェンバロ)   録音:2010年2月15-18日

「ヴィオラ・ダモーレのための音楽」~シューフバウアー、グツィンガー、ペツォルト、ガンシュペック

価格:

2,138円 (税込)

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GENUIN【ドイツ輸入盤】

ヴィオラ・ダモーレ(ヴィオール・ダムール)は1700年代に使われるようになった共鳴弦をもった弦楽器。ヴァイオリンと同じ奏法で弾かれますが、演奏者が実際に弾く弦とは別に共鳴弦が張られており、6,7本の演奏弦に同数の金属性の共鳴弦というユニークなスタイルの弦楽器です。そのため「愛のヴィオラ」と呼ばれるような甘美で温かい音色を持っており、18世紀には宗教音楽から世俗音楽まで広く用いられました。現在でもビーバーやヴィヴァルディ、テレマン、ハイドンなど大作曲家たちの作品がいくつも知られています。しかし、19世紀になるとヴィオラ・ダ・モーレの人気が衰え、あまり用いられなくなりました。ところが、近代になるとこの楽器の人気が再燃し、自らヴィオラを弾いたヒンデミットの作品をはじめ、プッチーニの「蝶々夫人」、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ(原典版)」、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」などでもこの楽器の音色が効果的に用いられています。
このアルバムでは、2つのヴィオラ・ダモーレを用いる珍しい曲が集められており、フランツ・ジーモン・シューフバウアー(?-1743)、ヨハン・ペーター・グツィンガー(1683-1773)、クリスティアン・ペツォルト(1677-1733)、ヴィルヘルム・ガンシュペック(1687-1770)といった18世紀ドイツの作曲家たちの作品に加え、名も伝わらぬ作曲家の作品が実に愛らしく楽しめます。古楽器らしいシャッキリした瑞々しい演奏も心地よく、ヴィオラ・ダモーレの音色に魅せられた人なら大喜び間違いないアルバムです。オススメです。

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