ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
1-3. ソナタ ホ短調 Op.12-1
4-7. ソナタ イ長調 Op.12-2
8-11. ソナタ ト長調 Op.12-3
12-15. ソナタ 二長調 Op.12-4
16-19. ソナタ ハ短調 Op.12-5
20-23. ソナタ 変ホ長調 Op.12-6
ヨハネス・フリーダー、ディミタール・ペンコフ(ヴィオラ)
録音:1997年、1998年
GEGA NEW【ブルガリア輸入盤】
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)は、18世紀前半に活躍したフランスのヴァイオリニスト、作曲家で、フランス後期バロック音楽の大家。フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者であり、いくつもの素晴らしいヴァイオリン作品を残し、パリではルイ14世により王室付きの音楽教師に任命され、のちハーグでも宮廷楽長として活躍しました。しかし、私生活は謎が多く、その最期も悲惨なものであったとされるルクレール。そんな彼の作品は演奏される機会さえ増えれば、もっと広まっていくはずです。
「2つヴィオラのための6つのソナタ」は、楽譜自体は比較的容易に入手できるものの、音源としてはかなり貴重なものです。2つのヴィオラが対等に絡み合っていくので、どちらのパートを演奏しても楽しいことでしょう。ヴィオラ・ファンにおススメです。