1.不詳(12世紀):父の御言葉が人となる
2.マショー:ああ、優しく美しいかたよ
3.不詳:天使が処女に
4.ランタン:汝の記憶に
5.不詳:やすらかな春
6.ル・ヴィニエ:冬の花
7.ドメ二コ:Filia Guilmin
8.不詳:わたしはもうしない
9.ランディーニ:春は来たりぬ
10.不詳:ガリアのラッパ
11.ダンスタブル:美しきバラ
12.ランディーニ:陽気な乙女
13.ピエロ(14世紀):Chavalcando con un Giovine Accorto
14.不詳:狩りのホルン
15.マショー:わたしが深くため息をついても
16.デュファイ:わたしの顔が青ざめているなら
17.不詳(13世紀):Novus Miles Sequitur
18.不詳:神よ、イングランドに祝福を
19.不詳:猫の手
20.マショー:どんなにわたしのことなどうわのそらでも
21.ランディーニ:金色の巻き毛
22.不詳(13世紀イングランド):スタンティプス
ジュリアン・ポッジャー(指揮)
トリニティ・バロック
レイチェル・エリオット、ケイト・ハミルトン、ジュリアン・ポッジャー、
ルパート・ヘミングズ、トマス・グズリー、サイモン・ターニル(歌)
アラン・クランプラー(指揮)
フォーバリー・コンソート
ケイト・グリーン(リコーダー、パーカッション)
カレン・モーガン、ジョアン・スクーズ、リアノン・トマス、ジェーン・ウォトキンズ(リコーダー)
アラン・クランプラー(リコーダー、パーカッション、ヴィオール、タンブリン、シンフォニー)
マーティン・ポープ(指揮)
ホルベイン・コソート
トム・リーズ(サクバット)
キース・マクゴワン(ショーム、パイプ&タボール、ルネサンス・フルート)
マーティン・ポープ(サクバット、リュート) エイドリアン・トライブ(コルネット)
ゲスト:スティーヴン・プレイヤー(リュート、バグパイプ、パーカッション、ルネサンス・ギター)
録音:1995年4月2-6日、ヘアフォードシャー、レオミンスター・プライオリー
GRIFFIN【イギリス輸入盤】
高い技術的水準を保った古楽器アンサンブルによる中世の音楽のアルバム。古楽器の演奏というと刺激的な演奏をイメージしがちですが、このアルバムはイギリスらしい中庸の美徳が感じられる上品な演奏で、どこかあっけらかんとのんきな雰囲気に満ちています。トリニティ・バロックのリーダーを務めるテノールのジュリアン・ポッジャーは、バロック・ヴァイオリニストとして有名なレイチェル・ポッジャーの実兄で、見事な歌唱を披露してくれます。リコーダーやリュート、様々な金管や打楽器が登場し、その素朴で優しい音色も聞きものになっています。寛ぎたい気分の時のBGMとしてもオススメです。