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デュリュフレ/ミサ・クム・ユビロ、4つのモテット、コラール変奏曲、ヴィエルヌ/ミサ・ソレムニス

1-5. モーリス・デュリュフレ(1902-1986):ミサ・クム・ユビロ Op.11(男声合唱とオルガンのための)*/+
6. アンスガー・ヴァレンホルスト(1967-):即興「デュリュフレへのオマージュ」+
7-10. デュリュフレ:グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10*
11. デュリュフレ:「来たれ聖霊」の主題によるコラール変奏曲 Op.4 No.3+/*
12-16. ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ミサ・ソレムニス 嬰ハ短調 Op.16
(混声合唱とオルガンのための)*/+

トーラウフ・ヒルデブラント(指揮)/ユンゲカントライ・ヘーゼル(合唱)*
アンスガー・ヴァレンホルスト(オルガン)+

録音:2002年5月27-31日

デュリュフレ/ミサ・クム・ユビロ、4つのモテット、コラール変奏曲、ヴィエルヌ/ミサ・ソレムニス

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

モーリス・デュリュフレ(1902-1986)は、フランスのオルガニストで作曲家。近現代の作曲家とは思えないほどグレゴリオ聖歌への傾倒が著しく、デュリュフレの作品にはグレゴリオ聖歌が頻繁に登場し、その静謐で敬虔な音楽にはファンが多いようです。彼の作品は極めて少なく、作品番号のついているものはわずかに14曲ということですが、有名な「レクイエム」は、フォーレのレクイエムと全く同じテキストで曲が作られており、グレゴリオ聖歌に和声付けをするというユニークなもので、今も人気があります。このアルバムでは名作「ミサ・クム・ユビロ」をはじめとした教会合唱曲とデュリュフレと関連の深いヴァレンホルストのオルガン即興やヴィエルヌの「ミサ・ソレムニス」が収められているという点で、デュリュフレ・ファンにとっては特に興味深い内容です。
「ミサ・クム・ユビロ」は劇的で素晴らしい作品としてよく知られていますが、「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット」もプーランクのアカペラ宗教作品に匹敵するとても美しい音楽です。また、オルガン作品である「コラール変奏曲」も、グレゴリオ聖歌の『来たれ創り主なる聖霊』(Veni creator Spiritus)の旋律を元としており、本来は「前奏曲、アダージョと来たれ創り主なる聖霊によるコラール変奏曲」という20分ほどの作品ですが、ここでは最も重要な3曲目のコラール変奏曲が演奏されています。ミクソリディア旋法を基盤としており、そのためデュリュフレのオルガン曲の中では明るい印象を持つ曲になっています。
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)は、デュリュフレの師にあたり、ノートルダム寺院のオルガニスト兼作曲家です。6曲のオルガン交響曲をはじめとするオルガン作品で知られていますが、近年はピアノ五重奏曲や弦楽四重奏曲、チェロ・ソナタなどの室内楽曲やピアノ曲も再評価されています。「ミサ・ソレムニス」は、近代的で色彩的なオルガン書法が生かされた荘厳な合唱曲で、デュリュフレ以上にドラマチックです。いずれの作品でも美しい合唱によるデュリュフレの穏やかで幻想的な世界が広がり、じんわり心癒されるアルバムです。

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